インド23年新車販売7%増 2年連続で日本上回り世界3位

インド自動車工業会(SIAM)のまとめによると、2023年の新車販売台数(出荷ベース、乗用車と商用車の合計)は、2022年比7%増の507万9,985台だった。内訳は乗用車が8%増の410万1,600台、商用車が5%増の97万8,385台。これに対し、日本の2023年の新車販売は前年比14%増の477万9,086台にとどまった。この結果、インドは2年連続で日本を上回り、中国、米国に次ぐ世界3位を維持した。

コニカミノルタQOL, グッドリー 介護ソフトで連携開始

コニカミノルタQOLソリューションズ(本社:東京都千代田区)と、グッドリー(本社:宮城県仙台市)は1月11日、介護施設向け総合コミュニケーションツール「MitomeQ(ひとめく)コネクト」と、クラウド型介護ソフト「ケア樹(けあき)」の連携を開始すると発表した。
コニカミノルタQOLソリューションズのHitomeQコネクトは、介護サービス事業所が行う家族への一斉連絡、面会予約業務、文書送付・同意取得、安否確認など、様々なコミュニケーション機能を備えた総合アプリケーション。全国300施設以上の介護事業所に導入され、1万人以上の利用者家族ユーザーに利用されている。
グッドリーのケア樹は、介護請求、介護記録、計画管理、利用者管理など介護サービス事業所の日常的な運営管理に必要な機能を備える介護ソフト。全国3,400以上の介護事業所に導入されている。
今回の連携で、ケア樹で発行した介護請求書を、HitomeQコネクトを通して利用者家族へ直接送付できるようになり、請求書送付の封入作業が不要となるのに加え、時間と印刷・郵送コストの削減することができる。

ツルハHD ベトナム・ホーチミン市に合弁会社設立

ドラッグストア事業を手掛けるツルハホールディングス(本社:北海道札幌市)は1月11日、ベトナムへの進出に向け、ホーチミン市にパートナーのHong Ngoc Co.,Ltd.およびHong Dang Service Trading JSCと合弁会社「TSURUHA(Vietnam)joint stock company」を設立することで契約を締結したと発表した。新会社は2024年4月設立する予定。資本金は500億ベトナムドン(約3億円相当)で、出資比率はツルハHD49%、パートナー会社51%。ツルハHDの海外展開は2012年7月のタイ・バンコク以来、2カ国目。

安田倉庫 中国・広東省深セン市にフォワーディング拠点

安田倉庫(本店:東京都港区)は1月12日、連結子会社、安田中倉国際貨運代理(上海)有限公司が1月2日に中国広東省の深セン市で、フォワーディング拠点となる「深セン分公司」を開設し、営業を開始したと発表した。同拠点の開設により、広東省、広西省などの華南エリアの国際輸送需要への対応力を強化しつつ、中国と東南アジア・インド地域間の貿易窓口として安田倉庫グループのベトナム、インドネシア、シンガポール、インドのフォワーディング拠点との連携を通じた海外・国際物流事業のさらなるサービス拡充に取り組んでいく。

クボタ カンボジア・スバイリエン市の上水道工事受注

クボタは1月11日、100%子会社のクボタ建設(本社:大阪市浪速区)がカンボジアの南部スバイリエン州の州都スバイリエン市の上水道拡張工事を受注したと発表した。これは2022年3月、日本政府とカンボジア政府が調印した無償資金協力の一環。
発注者はカンボジア工業科学技術革新省。工期は23カ月(2024年1月〜2025年12月)の予定。契約額は約28.8億円。今回の拡張工事により、スバイリエン市の上水道の普及率は48.9%(2019年時点)から約86.7%まで向上する。

ホンダ「N-BOX」2年連続の首位 23年国内新車販売

業界2団体(自販連、全軽自協)のまとめによると、ホンダの軽自動車「N-BOX」が2023年国内新車販売で首位となった。販売台数は前年比14.4%増の23万1,385台で、2年連続の首位を達成した。2位はトヨタ自動車の「ヤリス」で同15.3%増の19万4,364台、3位はダイハツ工業の「タント」で同47.8%増の15万9,392台だった。4位は「カローラ」、5位は小型ミニバン「シエンタ」で、いずれもトヨタ車が占めた。

東亜建設シンガポール/トゥアス港コンテナ集積場工事受注

東亜建設工業(本社:東京都新宿区)およびSantarli Construction Pte.Ltd.(本社:シンガポール)の共同企業体(JV)は1月12日、PSAコーポレーションリミテッド(本社:シンガポール、以下、PSA社)より、シンガポール・トゥアス港の隣接地でのコンテナ集積場およびバスターミナル建設工事を受注したと発表した。受注価格は非公表。完成時期は2025年4月の予定。
2040年代に年間コンテナ取扱量6,500万TEUの世界最大自動化コンテナ港、並びにシンガポールの発展に貢献していく。

ホンダ EV新ブランド「Honda0」シリーズ 世界初公開

ホンダは1月10日、米国ネバダ州ラスベガスで開催されている「CES 2024」で、新たな電気自動車(EV)シリーズ「ホンダ0(ゼロ)シリーズ」のコンセプトモデル2車種を世界初公開した。0シリーズは同社が2026年よりグローバル市場への投入を開始する予定の新たなEVシリーズで、今回「SALOON(サルーン)」および「SPACE HUB(スペースハブ)の2台を初公開した。