金融庁はイオン銀行に対し、マネーロンダリング(資金洗浄)対策で不備があるとして、近く銀行法に基づく業務改善命令を出す方針であることが分かった。日米欧の金融・警察当局などでつくる「金融活動作業部会(FATF)」(本部・パリ)が2021年に公表した審査結果で、日本は3段階のうち2番目の「重点フォローアップ国」となった。金融庁は各金融機関への検査を実施し、2024年3月末までに対応を完了するよう求めていたが、イオン銀行のリスク管理体制が不十分と判断したとみられる。一連の検査を通し、銀行に行政処分を出すのは初めて。
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日本郵便 配達委託見直し巡り協業のヤマト運輸を提訴
日本郵便は12月23日、薄型荷物などの配達で協業するヤマト運輸に、損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたと発表した。ヤマト運輸が日本郵便に配達委託の見直しを打診しことから、ヤマト運輸側に配達委託の履行義務があることの確認や、委託内容の変更による損害として120億円の支払いを求めている。
両社は2023年6月、「持続可能な物流サービスの推進に向けた基本合意」を締結。ヤマト運輸は2025年2月までに薄型荷物「クロネコゆうパケット」のすべての配達を日本郵便に委託する予定だった。ところが、ヤマト運輸は今年10月、段階的に委託を進める計画の見直しを申し入れ、11月には収益確保などを理由に2025年1月〜2026年3月の委託停止を提案したという。一方、日本郵便はこの申し入れを承諾しておらず、委託に向けた設備投資や、見込んでいた利益に対する損害賠償を求めている。