コマツ(本社:東京都港区)は9月21日、100%子会社のコマツマイニングが中国の坑内掘り石炭(ソフトロック)向け鉱山機械事業の4生産拠点を売却し、同事業の生産を再編すると発表した。
売却するのは山東省青島市、安徽省准南市、黒竜江省鶏西市、佳木斯市の4拠点。中国における坑内掘り石炭向け鉱山機械事業の構造改革の一環。
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日立造船 中国で脱炭素型リン回収プラントが完成
日立造船(本社:大阪市住之江区)は9月21日、国際協力機構(JICA)中国事務所と中国科学技術部が共同で実施する21年度日中連携事業で、中国遼寧省瀋陽市で建設を進めていた農畜産廃棄物からのリン回収実証プラントが完成したと発表した。
同日中連携事業は、中国における「環境(省エネルギーを含む)」「医療」「防災」の課題解決に貢献できる技術を有する日系企業と中国側パートナーが協力し、実証実験などを通じて中国における産業化を目指すとともに、日系企業のビジネス展開の促進を目的とするもの。
日立造船は、畜ふんを炭化してリンを回収するためのエネルギーを自立型炭化システム「EFCaR(エフカル)システム」を活用した農畜産廃棄物処理の実証事業を2024年度まで行う。
今回の実証事業では処理量4.8万トン/日の実証設備を建設し、EFCaRシステムの個別効果の検証や将来的な事業化を念頭に置いた現地導入体制、サプライチェーン等の実現可能性の確認などを目指す。
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川崎重工 タイの発電事業向けガスエンジン4基受注
川崎重工業は9月21日、タイのエンジニアリング会社、ESCO社(EGCO Engineering&Services Company Limited)から、同国の発電事業、REN Korat Energy IPS Project向けに「カワサキ グリーンガスエンジン」4基を受注したと発表した。
このプロジェクトは、タイの大手電力事業者、Ratch Group、タイ国営配電会社傘下のPEA Encom、工業団地オーナーのNavacorn PLCの3社が共同出資するIPS事業会社、REN Corat Energyがタイ東北部のナコーン ラーチャシーマ工業団地内に30MW級のガスエンジン発電所を建設するもの。
Ratch Groupが運営する発電事業向けの受注は、2021年7月のRatch Cogeneration Expansion Projectに続く2件目となる。
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「フォーエバー21」23年から日本で販売再開へ
アパレル大手のアダストリアと、「フォーエバー21」のブランドを所有する米国企業が9月21日、2019年に経営破綻し日本市場から撤退した「フォーエバー21」を2023年から日本で販売再開すると明らかにした。
フォーエバー21は現在、米国企業のもとで価格帯や販売体制「などを見直しながら、世界で570店舗を展開しており、今回はアダストリアが日本でのパートナー企業として、商品企画や出店を手掛ける。10代後半から30代前半を主要顧客層と定め、環境に配慮し、無駄なものはつくらない徹底した生産管理を行うとしている。
2023年2月にインターネットサイトを通じて販売を開始し、4月以降、関東や関西の郊外のショッピングセンターに出店する予定。5年後に売上高100億円を目指す。