ホンダ、日産自動車の経営統合に向けた協議を巡り、ホンダが日産の株式を取得して子会社化する案を打診していることが2月3日、分かった。ホンダは経営の主導権を握る狙いがあるとみられるが、日産には強い反発の声もあり、実現には難航が予想される。
両社は当初、持ち株会社を設立したうえで、それぞれの会社を傘下におさめる形で経営統合を目指すと発表していた。だが、ホンダは前提となる日産の経営立て直し策は危機感に乏しく、協議に時間がかかりすぎると判断。方針転換して、日産の業績の立て直しを含めて意思決定を迅速に進めるため、日産の子会社化の方向を模索しているとみられる。
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ニプロ 連結子会社が人工股関節インプラント販売開始
ニプロ(本社:大阪府摂津市)は1月31日、連結子会社のネクスメッドインターナショナル(本社:千葉市)が2月1日より、整形外科領域の治療に用いる人工股関節システム「NexMed人工股関節システム」の販売を開始すると発表した。これは主に変形性股関節等の治療の際に体内へ埋植するインプラント。変形性股関節症とは、加齢や遺伝などが原因で股関節の軟骨がすり減り、痛みや機能障害を引き起こす病気。
同製品は、インプラント表面に生体親和性の高いチタンコーティングに加え、骨の成分、リン酸カルシウムの一種、ハイドロキシアパタイトのコーティングを採用。軟骨の代わりとなるポリエチレンライナーにはガンマー線による架橋処理と、ビタミンE添加型高架橋材を採用。大腿骨頭にはジルコニア強化型のアルミナセラミックヘッドを採用するなど様々な工夫を施している。