安川電機(本社:福岡県北九州市八幡西区)は10月7日、500億〜600億円投じ福岡県行橋市と北九州市に新工場を建設する。小笠原会長兼社長が明らかにした。行橋市にはビルの空調やエレベーターのインバータに使われる基板を製造する工場を建設する。部品の内製化を進めることで、中国への依存度を低減し、サプライチェーン(調達・供給網)の安定化を図る。北九州市には産業用ロボットのアームの加工を手掛ける工場を新設する。
京セラドキュメントS ベトナム販売会社の開所式
京セラドキュメントソリューションズ(本社:大阪市中央区)は10月7日、ベトナムにおけるドキュメントソリューション事業の拡大を図るため、ベトナム・ハノイ市に販売会社「KYOCERA Document Solutions Vietnam Company Limited」を設立し、10月6日に開所式を行ったと発表した。同販売会社は2020年3月9日に設立され、同年4月1日から事業開始しているが、新型コロナウイルス禍により、この2年間、開所式を自粛していた。
ベトナム市場での販売、保守体制を強化し、日々拡大する市場のニーズに対して、高品質な複合機・プリンターとドキュメントソリューションを提供し、ベトナムの顧客のビジネスの成長、競争力向上に貢献する。
三井住友建設 フィリピン・マニラ地下鉄工事落札
三井住友建設(本社:東京都中央区)は10月7日、フィリピン・マニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)CP103区の落札通知を受領したと発表した。同事業の発注者はフィリピン運輸省、設計はオリエンタルコンサルタンツグローバルJV、施工は三井住友建設、契約金額は日本円換算で約657億円、工事期間は着工から290週(約66.7カ月)。
同事業は、国際協力機構(JICA)円借款STEPによるマニラ首都圏ケソン市から中心街オルティガ地区を通過しタギグ市までの区間(約25km)の地下鉄工事で、CP103工区はアノナス駅、カティナプナン駅舎工事を含むイーストアベニュー駅からオルティガスノース駅を結ぶ全長約6.5kmの地下鉄区間。
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エア・ウォーター ベトナム・ハナム工場が稼働
エア・ウォーター(本社:大阪市中央区)はこのほど、グループのAIR WATER VIETNAM CO.,LTD.(以下、エア・ウォーター・ベトナム)が、ハノイ近郊のハナム省に建設を進めていた同国2カ所目の総合ガス充填工場が竣工、10月1日より稼働開始したと発表した。同国の拡大する産業ガス市場の需要に応える。同工場の新設により、同地域における産業ガスの事業基盤をより強固なものにするとともに、将来的には新しい液化ガス製造プラントを工場敷地内に建設する計画。
同工場(所在地:ハナム省ドンバンⅢ工業団地)の敷地面積は約2万㎡で、生産品目は酸素、医療用酸素、窒素、医療用窒素、アルゴン、炭酸ガス、ヘリウム、混合ガス。