三井住友建設(本社:東京都中央区)は10月7日、フィリピン・マニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)CP103区の落札通知を受領したと発表した。同事業の発注者はフィリピン運輸省、設計はオリエンタルコンサルタンツグローバルJV、施工は三井住友建設、契約金額は日本円換算で約657億円、工事期間は着工から290週(約66.7カ月)。
同事業は、国際協力機構(JICA)円借款STEPによるマニラ首都圏ケソン市から中心街オルティガ地区を通過しタギグ市までの区間(約25km)の地下鉄工事で、CP103工区はアノナス駅、カティナプナン駅舎工事を含むイーストアベニュー駅からオルティガスノース駅を結ぶ全長約6.5kmの地下鉄区間。