総合エンジニアリング事業を手掛ける千代田化工建設(本社:横浜市西区)は3月30日、シンガポールの大学2校および、同国の民間5社、三菱商事(本社:東京都千代田区)と共同で開発中の次世代エネルギー源となる水素サプライチェーン構築のための連携プログラムに同国政府からの助成金の交付が決定したと発表した。
富士通「富岳」活用し36量子ビットの世界最速シミュレータ開発
富士通(本社:東京都港区)は3月30日、スーパーコンピュータ「富岳」のCPU「A64FX」を搭載した「FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX700」で構成するクラスタシステム上で36量子ビットの量子回路を扱うことができる世界最高速の量子コンピュータ(以下、量子シミュレータ)を開発したと発表した。
この量子シミュレータは、量子シミュレータソフトウェア「Qulacs」を高速に並列分散実行可能にすることで、36量子ビットの量子演算において、他機関の主要な量子シミュレータの約2倍の性能を実現しており、数十年先の実用化が見込まれる量子コンピュータのアプリケーションを先行開発することが可能となる。これを受け2022年4月1日より、富士フィルムと共同で材料分野における量子コンピュータアプリケーションの研究を開始する。
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大型フェリーでバイオディーゼル燃料の実証航海
商船三井(本社:東京都港区)、ユーグレナ(本社:東京都港区)は3月29日、茨城県大洗港で、商船三井グループの商船三井フェリー(本社:東京都千代田区)が保有・運航するフェリー「さんふらわあ しれとこ」で、ユーグレナが販売する次世代バイオディーゼル燃料を使用した実証試験航海を実施したと発表した。
今回使用した次世代バイオディーゼル燃料は、バイオマス(生物資源)を原料とし、船舶のディーゼルエンジンに対して内燃機関を変更せずに使用が可能。旧来使用されている重油に比べて、硫黄分を含まないためSOx規制に対応している。また、このバイオ燃料は燃焼段階ではCO2を排出するが、バイオマス原料が成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、使用した際のCO2 の排出量が実質的にはネットゼロとなるカーボンニュートラルのい実現に貢献すると期待されている。
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電動二輪車の交換式バッテリーで新会社 4社とENEOS
国内の二輪車メーカー4社(ホンダ、ヤマハ発動機、スズキ、カワサキモーターズ)とENEOSホールディングスは3月30日、電動二輪車用交換式バッテリーのシェアリングサービスとインフラ整備を手掛ける新会社を4月1日付で設立すると発表した。
新会社は「Gachaco(ガチャコ)」。ENEOSが51%、ホンダが34%、スズキ、カワサキモーターズがそれぞれ5%を出資する
今秋をめどに電動二輪車のシェアリングサービスを開始する予定で、ENEOSのガソリンスタンドやコンビニ、駅前など、2022年度内に200台相当の電動二輪車の充電をまかなえるステーションを首都圏に整備する。2023年度内に1,000台分まで設置数を拡大する方針。