トヨタ自動車は5月27日、先に発表した6月の一部国内工場の稼働停止の追加を発表した。中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)の影響によるもの。この結果、同社の6月の国内工場の稼働停止は全14工場28ライン中、10工場16ラインとなる。
今回の追加稼働停止による影響台数による影響は約5万台となる。この見直しにより、6月のグローバル生産台数は80万台(国内約20万台、海外約60万台)を見込んでいる。
なお、6~8月のグローバル生産台数は、平均で月85万台程度、通期生産見込みは約970万台を見込み、変わらない。
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三井化学 軟包材マテリアルリサイクル設備稼働
三井化学(本社:東京都港区)は5月26日、名古屋工場内に設置した、印刷されたフィルムからインキを除去し、再び軟包材フィルムに再生する軟包材マテリアルリサイクル設備の稼働を開始したと発表した。
同社は、循環型経済の実現に向けて廃プラ等の廃棄物を資源と捉え、再利用する取り組み「RePLAYER(R)」の一環として、軟包材のマテリアルリサイクルの実証試験「RePLAYER(R)-Renewable Plastics Layer System-」を進めている。
これは、コンバーターでの印刷前後の廃棄フィルムを回収し、インキを除去してペレット化し、もう一度軟包装フィルムに再生する仕組み。今回の設備稼働により、軟包装フィルムに適した再生材料の技術開発を加速し、今年度は廃棄フィルムの回収を一層拡大し、再生材料のサンプル供試を本格化する計画。