ANAグループは12月27日、2023年度入社の新卒採用、ならびに2022年度入社のキャリア採用を再開することを決定したと発表した。対象会社・職種・採用人数は、新型コロナウイルスの影響を見極め、必要最小限に留める観点に立ち、決定していく。また、多様な経験や専門性を有した人財の活躍を推進するため、従来以上にキャリア採用に注力する。なお、客室乗務員の採用再開は見送った。
東京海上HD シンガポールのスマートシティ計画で業務提携
東京海上ホールディングス(本社:東京都千代田区)は12月27日、現地子会社のトウキョウ・マリン・ライフ・インシュアランス・シンガポールを通じて、シンガポールの政府系電力・ガス会社SPグループと、同国西部テンガに建設予定のスマートシティ計画に関する業務提携を締結したと発表した。
SPグループは、テンガで約4万世帯、10万人以上が居住するスマートシティを建設しており、2023年9月に入居開始の予定。
東京海上HDは、住民や事業者に対しグループのシンガポールの損害保険会社の商品を提供することから始め、今後はスマートシティーや管理アプリの実現に合わせ、より個別最適化した保険商品・サービスの開発・展開を検討する。
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住友商事 ケッペルO&Mの子会社とアンモニア燃料事業で提携
住友商事(本社:東京都千代田区)は12月27日、シンガポール政府系コングロマリット(複合企業)のケッペル・コーポレーションの油田開発用リグ・造船部門ケッペル・オフショア・アンド・マリン(ケッペルO&M)の子会社と、同国での多様なアンモニア燃料事業の実現に向けた戦略的提携の覚書を締結したと発表した。
両社は、2020年代半ばの事業化を目標として、シンガポールでの船舶向けアンモニア燃料供給事業に取り組む。すでに2021年3月から事業化に向けた共同検討を開始しており、今回の提携により関係当局との協議などを加速させることで、国際海運の脱炭素化に貢献していく。両社は、シンガポールが抱える大規模な再生可能エネルギーの導入という課題への解決策の一つとして、アンモニアを用いた洋上火力発電などの導入を検討する。これにより、アンモニア燃料のバリューチェーンの構築を目指す。
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明電舎 PUBトゥアス水再生センターのセラミック平膜を受注
明電舎(本社:東京都品川区)は12月27日、シンガポール法人Meiden Singapore Pte.Ltd.(以下、明電シンガポール)がシンガポール企業、Koh Brothers Buildong&Civil Engineering Contractor(Pte.)Ltd.より、シンガポール公益事業庁(以下、PUB)のトゥアス水再生センター工業排水MBRプラント向けのセラミック平膜を受注したと発表した。このプロジェクトはシンガポール西部に新たに建設される水再生プラントで、2025年完成予定。
明電シンガポールはトゥアス水再生センター工業排水MBRプラントに、処理能力9万7,500㎥/日のセラミック平膜を供給する。今回納入する明電舎製セラミック平膜は省エネに貢献できるとともに、高耐久性、耐薬品性に優れ、長寿命という特長を持っている。
川崎重 マレーシアで5MW級ガスタービン用いたコージェネ受注
川崎重工は12月27日、Kawasaki Gas Turbine Asia Sdn.Bhd.(所在地:マレーシア・クアラルンプール、以下、KGA)を通じて、Sime Darby Energy Solution Sdn.Bhd.(所在地:マレーシア)より、Pacific Oleochemicals Sdn.Bhd.(所在地:マレーシア、パシフィック・オレオケミカル)向け5MW級ガスタービンコージェネレーションシステム「GPB50D」を受注したと発表した。マレーシアでの5MW級ガスタービンの受注は、今回が初めて。
パシフィック・オレオケミカルは、オレオケミカル(油脂化学)製品の生産・販売事業を展開するマレーシア企業。今回マレーシア南部のジョホール州に所有するPasir Gudan工場に生産ラインへの電力と蒸気の供給を目的とした高効率ガスタービンコージェネレーションシステムを新設し、エネルギーコストの削減を図る。同社のガスタービンコージェネレーションシステムは、マレーシアで20台以上の納入実績がある。