パナソニックは2月28日、4月より電気自動車(EV)用新型リチウムイオン電池「4680」の生産設備を和歌山工場に設置、2023年度下期から供給を開始すると発表した。投資額は非公表。まず米国のEV大手テスラ向けを想定し、和歌山工場(所在地:和歌山県紀の川市)に、建屋の改修を行ったうえで新たに2つの量産ラインを立ち上げる予定。敷地面積は約10万㎡。
開発を進めている大容量の新型電池は、直径4.6cm、長さ8cmの円筒形で、従来のものと比べて直径が2倍以上大きく、EVの走行距離を大幅に伸ばすことが見込めるとしている。
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いすゞ・日野自・トヨタ 脱炭素へバスの電動化を加速
いすゞ自動車(本社:東京都品川区)、日野自動車(本社:東京都日野市)、トヨタ自動車(本社:愛知県豊田市)は2月28日、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、バスの電動化の取り組みを強化すると発表した。商用CASE普及による社会課題解決に取り組むCommercial Japan Partnership Technologies(本社:東京都文京区)とも連携しラインアプ拡充により顧客の選択肢を広げるとともに、車両コストを低減し、実用的かつ持続的な電動車の普及に取り組んでいく。
いすゞと日野は、BEVフルフラット路線バスを両社の合弁会社、ジェイ・バス(本社:石川県小松市)で2024年度より生産開始する。
また、いすゞ、日野、トヨタは2024年度に生産するBEVフルフラット路線バスをベースとした次世代のFCEV(燃料電池車)路線バスの企画・開発に向けた検討を開始することに合意した。