ローソン(本社:東京都品川区)は1月4日、中国広東省深圳市でコンビニエンスストアを運営する天虹微喔を買収すると発表した。買収額は3億1,000万元(約56億5,200万円)。天虹微喔が運営するコンビニを順次、ローソンに転換する。
天虹微喔は深圳市などでコンビニ203店舗を運営している。小売企業の天虹数科商業股份有限公司(本社:中国広東省深圳市、以下、天虹数科商業)から天虹微喔の全株式を取得する。ローソンが広東省に進出するのは初めて。
ローソンは1996年に上海市に中国1号店を新設。2021年11月末時点で中国における店舗数は4,312店。22年度に6,000店、25年度に1万店の目標を掲げている。
米アップルの株式時価総額 世界初の3兆ドルの大台超え
トヨタ 米国での21年新車販売223万台で初の首位 GM抜く
トクヤマ 韓国・SKGC社とIPA製造・販売で合弁設立
トクヤマ(本社:東京都千代田区)はこのほど、韓国の石油化学製品製造・販売のSK Geo Centric Co.,Ltd.(以下、SKGC社)との折半出資により、電子工業用高純度イソプロピルアルコール(以下、高純度IPA)の製造・販売を手掛ける合弁会社を韓国に設立すると発表した。合弁新会社の資本金は6,000万米ドル相当。2022年7月に設立予定。合弁契約締結日は2021年12月28日、事業開始日は2024年7月の予定。
5G、IoT、AI、DX等の進展により半導体市場は今後中長期的に拡大すると見込まれ、それに伴い半導体製造プロセスで使用される高純度IPA需要も漸増する見通し。また、半導体の微細化の進展に伴い、高品質化と安定供給に対する顧客企業からの要求がますます高まってきている。こうした需要とニーズに応える。
独メルセデス 走行距離1,000kmのEVコンセプト車 25年発売
独メルセデス・ベンツは1月3日、満充電で1,000km以上走れる電気自動車(EV)のコンセプト車「ビジョンEQXX」を発表した。この車両をベースにした市販車を2025年ごろ発売する。ガソリン車と比べ給電インフラが未整備な中、消費者がEVに対して抱く走行距離への不安を払拭し、脱炭素社会の実現に向けEVへの買い替えを促す。
駆動システムの効率を大幅に改善、電池のエネルギーを車輪の駆動に変える際のエネルギー損失は5%と、現在の5分の1に減らす。電池のエネルギー密度も高め、走行距離784kmの同社の旗艦車種「EQS」の電池パックと比べて体積は半分、重量は約3分の2に減らしている。この結果、ガソリン車の燃費に相当する電費(電池の消費効率)では、10KW時あたり100km以上を実現した。
大阪ガス 京大と寒波や猛暑発生予測 ガス・電力需要把握へ
米テスラ 21年のEV販売87%増の93.6万台と過去最高を更新
21年日本企業のM&F15%増の4,280件 過去最多 レコフ
イオン 100円ショップ キャンドゥのTOB成立 22年1/5子会社に
キリンHD 国内全9ビール工場に大規模太陽光発電設備導入
キリンホールディングスのグループ会社、キリンビールは12月27日、国内全9工場で大規模太陽光発電設備を導入すると発表した。2016年に先行して導入した横浜工場に続き、2021年2月よりPPAモデルによる、北海道千歳、仙台、取手、名古屋、滋賀、神戸、岡山の各工場に順次、太陽光発電電力の導入を進めてきたが、今回福岡工場への導入をもって、国内全工場で再生可能エネルギーの導入となる。実質の稼働は2022年3月ごろを予定。
これにより、年間約5,800トンのGHG(温室効果ガス)排出量を削減するとともに、キリンビール全体の使用電力の再生可能エネルギー比率は、2020年時点の約18%から約34%に向上する。今後もキリングループの国内外事業拠点での再生可能エネルギー導入を推進し、将来的にはキリングループの事業で用いる電力のすべてを再生可能エネルギーに」置き換える。
