双日 インド・チェンナイ市近郊の工業団地で第1期レンタル開始

双日は12月16日、双日マザーサン工業団地(以下、SMIP)内で、第1期レンタル工場の賃貸を開始したと発表した。SMIPはインド・タミルナドゥ州チェンナイ市近郊に位置し、インド最大の自動車部品メーカー、マザーサングループとの共同事業。
チェンナイは南インド最大の都市で、「インドのデトロイト」とも呼ばれ、自動車メーカー中心にIT産業、エレクトロニクス産業等幅広い業種が集積している。また、SMIPはチェンナイ最大の工業集積地のオラガダムエリアまで車で30分圏内に立地。チェンナイ市内中心部まで車で90分、チェンナイ港まで車で120分と良好なアクセス環境が特長。

PPIH 海外各店舗でデリバリー各社との連携で宅配サービスを開始

総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)は12月16日、グループの海外各店舗でデリバリーサービス各社との連携により、12月より店内で取り扱う商品の宅配サービスを開始すると発表した。
withコロナで、非接触で買い物を楽しみたいとのニーズが高まる中、PPIHグループの海外店舗では、こうしたニーズに応え今回、店内取扱商品の宅配サービスを開始することになった。

ロフト 中国・四川省成都市に海外直営2店舗目 21年1/29オープン

ロフト(所在地:東京都渋谷区)は12月15日、子会社ロフト商貿(成都)有限公司(所在地:中国四川省成都市)が2021年1月29日、ロフトの海外直営店「双楠(シュアナン)ロフト」を、成都市双楠エリアの商業施設、イトーヨーカ堂にオープンすると発表した。海外直営店としては、2020年7月24日、上海にオープンした「徐家●(スージャーホイ)ロフト」に次ぐ2店舗目となる。
新店舗の営業面積は643㎡。ファミリー層を意識した品揃えで「何かある。きっとある」をキーワードに、日本の雑貨の”今”を展開する。美容・健康雑貨約2,300種類、文具雑貨約5,100種類、バラエティ雑貨約1,900種類、生活雑貨約700種類など計約1万種類の品目を扱う。
ロフトは2020年12月15日現在、日本国内で133店舗(うち直営113店舗)を展開している。

日揮HD ベトナム・第2タンロン工業団地で太陽光発電受注

日揮ホールディングス(本社:横浜市西区)は12月15日、日揮グローバル並びにベトナム現地法人JGCベトナム社が、住友商事がベトナムフンイエン省で運営する第2タンロン工業団地における太陽光発電導入プロジェクトを受注したと発表した。受注金額、納期などは非公表。
同プロジェクトは、同団地入居企業に対してグリーン電力を供給するプロジェクトで、発電容量は1MW(メガワット)の太陽光発電設備に関する設計・機材調達・建設工事を担う。

ALSOKと三菱商事 介護・高齢者生活支援事業で資本業務提携で合意

綜合警備保障(本社:東京都港区、以下、ALSOK)と三菱商事(本社:東京都千代田区)は12月15日、介護・高齢者生活支援事業に関する資本業務提携に合意したと発表した。この提携は近く、三菱商事の子会社、日本ケアサプライ(本社:東京都港区)を加えた3社の提携となる予定。ALSOKは日本ケアサプライの株式32%を三菱商事から取得する。ALSOKと三菱商事の両社はこの提携により、介護事業者向けサービスや介護サービスの利用者・高齢者向け生活支援サービスの拡充を図る。
ALSOKの「安全・安心」を提供するノウハウ、三菱商事の総合力を融合させ、被介護者・高齢者の生活に対して総合的な支援をすることで、社会課題の解決に貢献することを目指す。

ZIPAIR Tokyo 21年1/9より成田発バンコク行き旅客便運航開始

ZIPAIR Tokyoは12月15日、2021年1月9日より成田発バンコク(スワンナプーム)行き旅客便の運航を開始すると発表した。タイ政府が新型コロナウイルス感染拡大防止対策として入国制限下にあり、現在はバンコク発成田行きのみ運航されている。1月9日から運航される旅客便は、タイ政府により認められたSemi Commercial Flight。このため、タイ大使館で当該日の入国許可を受けた人のみ搭乗できる。
ZIPAIR Tokyo(ジップエアートーキョー、事業本社:千葉県成田市)は2020年6月3日営業開始した、日本航空100%出資の航空会社。

三菱総研 ベトナム・ハノイとUAE・ドバイに営業拠点を開設

三菱総合研究所(本社:東京都千代田区)は12月15日、ベトナム・ハノイに駐在員事務所、アラブ首長国連邦ドバイに支店をそれぞれ開設すると発表した。東南アジア諸国・中東諸国の社会課題解決および日本企業の同エリアにおける競争力向上に貢献する。
同社は2020年に創業50周年を迎え、豊かで持続可能な未来の共創を使命として国内外の「未来社会実現」「社会課題解決」を目指している。

塩野義製薬 新型コロナワクチンの臨床試験開始 国産ワクチン2社目

塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は12月16日、2020年内の臨床試験開始を目標に開発を進めてきた新型コロナウイルス感染症の予防ワクチンを、人に投与する第1/2相臨床試験を開始したと発表した。国産ワクチンの臨床試験が始まるのは2社目。大手製薬メーカーでは初めて。
同社が開発に取り組んでいるのは、グループ会社のUMNファーマが持つBEVSを活用した遺伝子組み換えタンパクワクチン。これまでに選択した抗原タンパクおよびアジュバントを用いた非臨床試験で安全性と有効性を示唆する結果が得られ、冷蔵条件下での製剤中の安定性が一定期間確認されている。

三菱ケミカルアクアS 膜ろ過実証事業がUNIDOの支援事業に採択

三菱ケミカルアクア・ソリューションズ(本社:東京都品川区、以下、MCAS)は12月10日、ミャンマーにおける膜ろ過浄水装置を利用した分散型給水システムの実証事業が、国際連合工業開発機関(以下、UNIDO)が実施する「開発途上国の感染症予防に向けたSTePP技術の実証・移転による海外日本企業支援事業」に採択されたと発表した。
今回ミャンマーで導入する膜ろ過浄水装置は水源(井戸水、市水、河川水)を問わず、浄水処理ができ、適切な技術を組み合わせることで世界保健機関の飲料水質基準を満たす水を供給することができる。また、この装置はユニット化されているため、施工期間が短く設置が容易で無人運転が可能。

商船三井とユーグレナ バイオディーゼル燃料でトライアル航行実施

商船三井(本社:東京都港区)とユーグレナ(本社:東京都港区)は12月14日、名古屋港で商船三井グループのグリーン海事(本社:名古屋市)が保有・運航するタグボート「13 たましお」で、ユーグレナの次世代バイオ燃料「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を使用したトライアル航行を実施したと発表した。
燃料となるユーグレナバイオディーゼル燃料は、ユーグレナ社のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(所在地:横浜市)から輸送され、名古屋ガーデンふ頭に停泊中の「13 たましお」に供給された。