宅配大手のヤマトホールディングスは、日本航空グループと連携して自社専用の貨物機の運航を始める。航空機3機をリース契約で初めて導入し、2024年4月から運航を開始する。これを前に11月6日、初号機が成田空港に到着し、披露した。貨物機の運航は日本航空のグループ会社が担い、1日最大21便を運航して成田や羽田と新千歳、北九州などを結ぶ計画。
自社専用の貨物機を持つことで、長距離輸送の新たな手段を確保するのが狙い。貨物の積載量は最大28トンでトラックおよそ6台分にあたるという。
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西武鉄道 24年1/1から全線を100%再生エネ由来電力で運行
西武鉄道(本社:埼玉県所沢市)は11月7日、脱炭素に向けて西武グループ環境方針に基づき、2024年1月1日から西武鉄道全線で使用するすべての電力を実質的に再生可能エネルギー由来の電力とし、実質CO2排出量ゼロで運行すると発表した。
西武グループは運営する「西武武山ソーラーパワーシステム」で発電する電力で、2021年4月から山口線(レオライナー)で運行を開始。今回、東京電力エナジーパートナーの再生エネ電力メニューを導入することで、通年・全路線・全列車での運行を実現し、年間約15万7,000トン排出していたCO2が実質ゼロになる。これは一般家庭の年間CO2排出量にすると約5万7,000世帯分に相当する。