中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)が8月29日、同社のウェブサイト上で日本で期間限定でEVを大幅値引き販売すると発表した。値引き販売は9月末まで。値引き幅は50万〜117万円。これにより、小型車はEVとして国内最安となり、補助金込みで149万円から購入できる。
BYDの8月新車販売台数は前年同月比0.1%増の37万3,626台にとどまり、増加率は2カ月連続で1%を下回っている。反面、民営大手の吉利汽車や新興の電気自動車(EV)メーカーの競合各社が販売を伸ばしており、今年序盤までの堅調、同社の”1強”状態から一転、国内での成長に”かげり”が出ている。
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ユニチカ 繊維事業シキボウに売却 染色子会社清算
繊維事業からの撤退を決めたユニチカ(本社:大阪市中央区)は8月29日、企業や学校向けのユニフォーム、東南アジア、中国における一部の関連事業や株式を、繊維メーカー、シキボウ(本社:大阪市中央区)に30億円で売却する契約を結んだことを明らかにした。年内に手続きを終える予定。
また同日、ユニチカは子会社の大阪染工(本社:大阪府島本町)を清算すると発表した。これに伴い、本社工場はサントリーホールディングスに譲渡する。譲渡金額は非公表。
ユニチカは福井県の合繊事業については、福井市に本社を置く繊維メーカー、セーレンに売却することを先行して決めている。なお、同社は赤字が続く祖業の繊維事業から撤退、食品包装などに使われるフィルム事業に注力する。