三菱UFJリース ALDとマレーシアでオートリース事業会社設立で合意

三菱UFJリース(本社:東京都千代田区)は3月23日、オートリース大手のALD S.A.(以下、ALD)との間で、マレーシアにオートリース事業会社を共同で設立することで正式合意したと発表した。共同新会社では、マルチブランドのオートリースサービスに加えて、関連モビリティ事業も展開していく予定。2020年度半ばに営業を開始する。
ALDは、フランスの大手銀行Societe Generale S.A.傘下の大手オートリース会社。世界40カ国以上で事業を展開し、世界トップ水準の約180万台の車両管理台数を誇る。

神戸製鋼 シンガポール子会社閉鎖し、タイ子会社へ業務移管

神戸製鋼所(神戸本社:神戸市中央区)は3月23日、100%子会社のKobe Steel Asia Pte.Ltd.(本社:シンガポール、以下、KSA)の業務を2020年5月で終了、閉鎖し、KSAの業務を東南アジア地区における統括会社のKobelco South East Asia Ltd(本社:タイ・バンコク、以下、KSEA)に移管すると発表した。アジア地域の活動拠点を一元化することで、顧客へのサービス機能、活動体制を充実していく。

トヨタ国内5工場、マツダ国内2工場で稼働停止 生産調整へ

トヨタ自動車、マツダが新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な販売低迷や需要減少を受け、国内工場の稼働停止を発表した。トヨタは、国内5工場で7生産ラインの稼働を4月3日から一定期間停止する。マツダは、本社工場(広島県府中町)と防府工場(山口県防府市)の操業を3月28日から4月末までのうち13日間停止する。同社はメキシコとタイの生産拠点でも操業を一時停止し、世界で車両生産を計約6万台減らす。トヨタが新型コロナウイルスの影響による生産調整で国内工場の稼働を止めるのは初めて。

異業種3社が住まいのIoT化実証実験 暮らしのトータルサービスの定額提供へ

日立キャピタル(本社:東京都港区)、旭化成ホームズ(本社:東京都千代田区)、シャープ(本社:大阪府堺市)は3月23日、業態を超えたオープンイノベーションで、暮らしに関する様々なサービスを包括したLife as a Serviceモデルの構築を目指して、実証協働実施契約を締結したと発表した。
IoTとAIを活用し、世代ごとに異なるライフステージに合わせた最適な暮らしのトータルサービスをサブスクリプション(定額制)で提供することを目的に、4月より住まいのIoT化実証実験を開始する。

島津製作所 全ゲノム解析のスタートアップiLACと資本業務提携

島津製作所(本社:京都市中京区)は3月23日、全ゲノム解析を手掛ける筑波大学発スタートアップ企業、iLAC(本社所在地:茨城県つくば市筑波大学高精細医療イノベーション棟、アイラック)と、資本業務提携を結んだと発表した。
iLACは一人ひとりの体質や病状に合った適切な投薬や治療を行う「プレシジョン・メディスン」(個別化医療)の実現を目指しており、自動前処理装置や次世代ゲノムシーケンサーを駆使した高精度ゲノム解析技術が強み。島津製作所はiLACを含む多様な事業パートナーと協力してマルチオミクス解析ソフトウエアおよび自動前処理システムを開発することで、主力製品である質量分析計の販売拡大を目指す。また、今回の資本業務提携を通じて健康寿命の延伸に寄与する「アドバンスト・ヘルスケア」を推進していく。

シャープ 5G対応のスマートフォン3/27にKDDIより発売

シャープ(本社:大阪府堺市)は3月23日、第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンのフラッグシップモデル「AQUOS R5G」を商品化、3月27日からKDDIおよび沖縄セルラーより発売すると発表した。AQUOS R5Gは、5Gに対応したスマートフォンAQUOSの第一弾で、初の8Kワイドカメラを搭載。独自開発のAIが動画に映ったペットを自動で認識し、ズームで再生する「フォーカス再生」機能も搭載している。

トヨタとNTTが資本業務提携に合意 スマートシティビジネスで協業

トヨタ自動車とNTTは3月24日、資本業務提携することで合意したと発表した。自動車と通信で日本を代表する企業が、相互に2,000億円規模の出資を行い、株式を持ち合い連携、協業し最先端の街づくり「スマートシティ」事業化の構想を推進する。
スマートシティプラットフォームを共同で構築し、先行ケースとしてまず静岡県裾野市東富士エリアと東京都港区エリアで実装し、その後連鎖的に他都市へ展開を図っていく。

吉本興業とKDDI au5G活用の新たなエンタメ創出推進で合意

吉本興業(本社:東京都新宿区)とKDDI(本社:東京都千代田区)は3月23日、au5Gや先端テクノロジーを活用した「新たなエンタメ体験」創出に向けた取り組みを共同で推進していくことで合意したと発表した。このアンバサダーにキングコング西野亮廣(にしのあきひろ)氏が就任する。
au5Gの”お笑い研究所”として、渋谷の「ヨシモト∞ホール」、「Laugh Out」(ラフアウト:コワーキングスペース)をテクノロジーXお笑いの発信拠点としていく。これにより両社は5G時代の「オモロイほうの未来」の実現を目指していく。

三菱マテリアル インド・マハラシュトラ州プネにテクニカルセンター開設

三菱マテリアル(本社:東京都千代田区)は3月23日、加工事業カンパニーが顧客の金属加工現場における問題解決のための技術サポート拠点として3月19日、インド・マハラシュトラ州プネにテクニカルセンター(MTECプネ)を開設したと発表した。
MTECプネは敷地面積2,063㎡の2階建て施設で、最新の加工機械やCAD/CAM、高精度測定器を設置している。また、最大68名を収容できるセミナールームも完備している。MTECプネは同社の世界で9拠点目のテクニカルセンターとなる。

KDDI au5Gを3/26から全国15都道府県の一部エリアで提供開始

KDDI、沖縄セルラーは3月23日、第5世代移動通信システム(5G)の商用サービスとなる「au5G」を3月26日から、全国15都道府県の一部エリアで提供開始すると発表した。対象エリアは2020年夏以降、順次増やし、全都道府県主要都市に2021年3月時点で約1万局、2022年3月時点で約2万局へ拡大展開する予定。これによりNTTドコモ、ソフトバンクと合わせ携帯電話3社のスマートフォンの5Gサービスが出揃った。