日野自動車(本社:東京都日野市)は4月23日、中国の比亜迪股份有限公司(以下、BYD)と、商用EV開発における協業を中心とする戦略的パートナシップ契約を締結したと発表した。両社は協業を通じて今後、商用EVの開発を加速し、低炭素社会の実現に向けEV普及促進へ販売面や周辺事業でも協力していく。
BYDは、バスからトラックまでの幅広いEV製品のラインアップを持つ、世界をリードするブランド。BYDの電気バスは50を超える国・地域の300以上の都市で導入されている。累計販売台数は5万台以上を数え、電気バスの販売では世界トップを誇る。
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IHI マレーシアTNBJと火力発電ボイラの異常予兆検知を実証
IHI(本社:東京都江東区)とマレーシア大手電力会社TNB社の子会社、TNBJ社は4月22日、TNBJ社が運営するマンジュン石炭火力発電所(所在地:マレーシア・ペラ州マンジュン)で、IOTを活用した火力発電所向け遠隔監視サービスの実証試験を完了し、予定通りの結果を確認したと発表した。この実証実験はIHIが開発した設備不具合の診断システムを活用した試験であり、発電所のリアルタイム監視ならびにトラブル事象発生を未然に防止することに貢献するもの。
同発電所ボイラ内部での石炭灰閉塞の予兆検知を可能とし、突発的なトラブルによる発電所の計画外運転停止の削減につなげる。また、今後診断メニューを拡充し、遠隔監視サービスのさらなる高度化に取り組む予定。
太平洋セメント インドネシア国営SI社Gと資本業務提携で基本合意
太平洋セメント(本社:東京都港区)は4月21日、インドネシアの国営セメント企業のPT Semen Indonesia(Persero)Tbk(以下、SI社)との包括的なパートナーシップ関係構築、SI社とSI社の子会社PT Solusi Bangun Indonesia Tbk(以下、SBI社)との間で、セメントおよび関連事業の業務提携、SBI社の株式取得および取締役と監査役の派遣による持分法適用関連会社化について基本合意したと発表した。
太平洋セメントは200億~250億円規模で、SBI社を持分法適用を可能とする15%水準までSBI社株式を取得するため、SI社およびSBI社と協議を進める。最終契約締結は7月の予定。
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アツギ 5/15から無縫製の洗える布マスク発売 丸編み機使用
アツギ(本社:神奈川県海老名市)は4月23日、無縫製の洗える布マスクを5月15日から発売すると発表した。
今回発売するのは、アツギのタイツ製造の際の使用原料と技術を生かしたマスクで、マスクの部分と耳に掛ける紐の部分が一体型になっている無縫製マスク。マスクは筒状の構造になっており、間にガーゼやハンカチを挟んで使用することを推奨している。ホワイト、サックス、ピンクの3色展開。ドラッグストア、直営店、アツギオンラインショップで販売する。
タイツを製造する丸編み機を使用して生産するため、肌あたりが良く、生地がよく伸びて顔にフィットする。内側をメッシュの編み組織にすることで着用感を高めている。着用後に洗濯して繰り返し使用することが可能。