センコーG 介護・ヘルスケア・家事代行などライフサポート事業を拡大

センコーグループホールディングス(本社:大阪市北区)は10月25日、「人を育て、人々の生活を支援する企業グループ」として、介護やヘルスケア、家事代行など、生活者を支援するライフサポート事業をグループ各社が拡大させていることを明らかにした。フィットネスジム「MY-BODY」を展開するブルーアースジャパン(本社:山梨県甲府市)、大阪府内で介護サービス施設を運営するビーナス(本社:大阪府堺市)、そして大阪府堺市で4月からスタートさせたシニア向け配食事業などだ。                                          MY-BODYは2019年度上期(4~9月)は山梨県に2店、東京都に1店を新たにオープンさせた。8月にはフィリピンのセブ島にスポーツジムをオープンしている。介護サービス施設は2019年度上期(4~9月)にデイサービスを中心に大阪府内に4店を新たにオープンさせている。

自然電力 ベトナムの風力発電プロジェクトに参画、Halcomと連携

自然エネルギー発電事業を手掛ける自然電力(本社:福岡市)は10月24日、ベトナムのHalcom Vietnam JSC(本部:ハノイ、以下、Halcom)と新たな国際的パートナーシップを形成するため、4月に着工したビンディン省の風力発電所「フォンマイ第3風力発電所」開発プロジェクトに資本参加すると発表した。同プロジェクトは合計出力約21MW(約3.5MW×6基のタービン)、発電容量約7,800万KWh/年の風力発電事業。2019年12月末までの操業開始を予定。

日立化成 タイに自動車用鉛蓄電池事業担う子会社設立

日立化成(本社:東京都千代田区)は10月25日、東南アジアにおける鉛蓄電池事業を再編、集約するため、タイに連結子会社を新設し、Hitachi Chemical Asia(Thailand)Co.,Ltd.(以下、HCTD)の自動車用鉛蓄電池事業を新会社に譲渡すると発表した。    新会社「Hitachi Chemical Gateway Battery(Thailand)Co.,Ltd.」(所在地:タイ・チャチュンサオ県)の資本金は5億8,400万タイバーツ(約19億2,700万円)で、日立化成が全額出資する。11月に設立する予定。従業員数は約180名。2020年4月1日から営業開始する。 

ホンダ 20年2月発売の新型FITにCONNECTを日本初搭載

ホンダ(本社:東京都港区)は10月23日、2020年2月発売予定の新型FIT(フィット)より、ホンダ車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」を日本初搭載し、顧客のカーライフを快適にするコネクテッドサービスを開始すると発表した。ホンダコネクトは、通信機を含む車載通信モジュールで、新型フィットの後、発売する新型車、フルモデルチェンジ車に順次搭載する予定。

総合ビルメンテの大成 ベトナム投資会社へ35%出資

総合ビルメンテナンスの大成(本社:名古屋市中区)は10月24日、ベトナムの警備および駐車場管理会社、TSP Services Trading Company Limited(以下、TSP社)の100%親会社、TSP Management & Investment JSC(所在地:ベトナム・ホーチミン市、以下、TSPI社)の株式の35%を取得すると発表した。株式譲渡日は11月5日の予定。 

トヨタ「レベル4」の自動運転20年夏に東京・お台場で試乗実施

米国でAIや自動運転・ロボティクスなどの研究開発を行うToyota Research Institute,Inc.は10月24日、2020年7~9月、東京・お台場の公道で一般の方向けに「レベル4」の自動運転車「TRI-P4」を使用した同乗・試乗を実施すると発表した。今回の実験で使用される車両は、最新のレクサスLSをベースとする自動運転実験車。人の操作が一切不要になる自動運転のレベル4相当の技術を盛り込んだ自動運転車を活用する。自動運転は、レベル1(運転支援)からレベル5(完全自動運転)の5段階に分かれており、レベル4は特定条件下における完全自動にあたる。

中部電とメトロ電気 鋳造工場向けの赤外線ヒータ式金型加熱器開発

中部電力(所在地:名古屋市東区)とメトロ電気工業(所在地:愛知県安城市)は10月24日、鋳造工場向けの赤外線ヒータ式金型加熱器「HIGH POWER 金型加熱器TOUGH」を共同開発し、同日から受注を開始すると発表した。                                    自動車工場などの鋳造工程では、製品の品質安定化と金型保護を目的として、鋳造前の金型を一度加熱して、高温にしてから製品をつくっている。アルミニウム合金など鋳造の原料である高温の溶解金属は溶解保持炉から下金型を通過して金型内部に流入する。                                                                                                                                 今回の開発品は、赤外線反射塗料を赤外線ヒータの上部に塗ることで、下金型に対してより多くの赤外線を照射することが可能となり、効率的に金型を加熱できるため、従来と比べて加熱時間を約20%短縮できる。また、フレーム材料として耐熱温度が約1000℃の耐熱ステンレス鋼を採用することで、赤外線ヒータからの熱による酸化や変形を防ぐことができる。

関空 冬期の国際線便数ピーク週1553便で開港以来最多に

関西国際空港を運営する関西エアポートは10月24日、2019年10月27日~2020年3月28日の冬期、関西空港を発着する国際線の運航スケジュールを発表した。これによると、定期便は12月のピーク時に1週間あたり旅客便が1409便、貨物便が144便の合わせて1553便と見込まれる。これを前年同期と比べるとおよそ70便多く、冬期としては開港以来最多となる見通し。韓国便が100便以上減るものの、中国からの便数が大幅に増えるためだ。中国の地方都市とを結ぶ新規就航便などで、中国便が前年と比べおよそ70便増え、週583便になるのが最大の要因。

ラオックス 子会社のシャディと上海楽弘益がギフト事業で合弁

ラオックス(本社:東京都港区)は10月23日、同社のいずれも子会社のシャディと楽弘益(上海)企業管理有限公司(以下、上海楽弘益)が、中国で共同出資による合弁会社を設立したと発表した。各種ギフト商品の企画販売を手掛ける。新会社「上海榭迪文化創意有限公司」(所在地:上海市)の資本金は1,500万人民元(2億2,950万円)で、出資比率はシャディ70%、上海楽弘益30%。

メイコー 中国の龍旗社と業務提携しベトナムで電子機器組立で合弁設立

電子機器のプリント基板メーカー、メイコー(本社:神奈川県綾瀬市)は10月23日、中国の上海龍旗科技股份有限公司(本社:中国・上海市、以下、龍旗社)との間で、電子機器組立事業で業務提携し、ベトナム・ハノイで合弁会社を設立すると発表した。合弁会社は龍旗社の電子機器組立事業の受託業務を担う。                                                        合弁新会社「Meiko Longcheer Electronics Vietnam(仮称)」の資本金は100万米ドル(1億700万円)で、出資比率は名幸電子香港有限公司(メイコー100%連結子会社)51%、Guolong Telecommunication(H.K.)Limited(龍旗社100%連結子会社)49%。2020年1月設立する予定。