ホンダジェット 小型カテゴリー・デリバリー数で V3達成

ホンダは8月13日、航空機事業子会社、ホンダエアクラフトカンパニー(本社:米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市、以下、HACI)が、ホンダジェットの2019年上半期(1~6月)のデリバリー数17機となり、小型ジェット機カテゴリーで2017年、2018年に続き世界第1位を達成したと発表した。ホンダジェットは現在、北米、欧州、中南米、東南アジア、中国、インド、中東および日本で運用されている。

IPS フィリピンのPLDTと通信網利用で合意,首都圏での5G展開なども検討

国内外の情報通信事業を展開するアイ・ピーエス(本社:東京都中央区、以下、IPS)は8月9日、フィリピンの通信大手PLDT,Inc(以下、PLDT社)との間で、PLDT社が既設の国際通信回線をIPSに供給することで合意。併せて、マニラ首都圏地域のネットワーク分野の分野でも、IPSが展開する光ファイバー網の共用や次世代高速通信規格・5Gに向けた展開について検討を開始すると発表した。

東京電力エナジーパートナー タイ・バンコクに初の海外現法

東京電力エナジーパートナー(本社:東京都中央区)は8月9日、タイ国内の日系企業へエネルギー供給サービス事業を展開することを目的とした、初の海外現地法人「TEPCO Energy Partner International(Thailand)Co.,Ltd.」をバンコクに設立し、同日から営業を開始すると発表した。新会社の資本金は200万タイバーツ(約700万円)で、出資比率は東京電力エナジーパートナー40%、日本ファシリティ・ソリューション9%、他(タイ国内企業)51%。新会社は近年同国でも関心が高まっている太陽光発電設備をはじめ、各種エネルギー設備を設計・調達・建設・設備(資産)の所有・メンテナンスに至るまで一貫して請け負うサービスを提供する。

セブ・パシフィック航空 成田-フィリピン・クラーク線就航

セブ・パシフィック航空は8月9日、成田国際空港-フィリピン・クラーク国際空港(ルソン島)線を就航した。月・水・金・日曜の週4便運航で、所要時間は約4時間30分。使用機材はエアバスA320型機。ジェットスター・アジア航空が2018年3月から関西国際空港-クラーク線を運航しているが、成田発着では初めてのクラーク直行便となる。クラーク空港ののあるアンへレス市は、フィリピン・ルソン島のパンパンガ州に位置し、経済特区となっているため、日本企業も多く進出している。

スシロー 8/13に香港1号店 50店出店目指す

回転ずしチェーン「スシロー」を展開するスシローグローバルホールディングス(所在地:大阪府吹田市)は8月13日、香港1号店を九龍・佐敦(ジョーダン)にオープンする。1日あたり1,000人の来店客を目標とし、今後3~5年で20~50店の出店を計画している。1号店はネイザンロード沿いの商業施設「彌敦坊」の地上2階に出店。延床面積は約743㎡。座席数は144席。旗艦店と位置付け、メニューや店舗形態は原則日本と同じものを導入している。海外では韓国、台湾に続く3カ国・地域目。スシローのグループ店舗数は全525店舗で、うち日本513店、韓国10店、台湾2店。

コベルコ建機 インドで油圧ショベル累計生産 1万台達成

コベルコ建機(東京本社:東京都品川区)は8月9日、インドの子会社、KOBELCO CONSTRUCTION EQUIPMENT INDIA PVT.LTD.(本社:インド・ノイダ市郊外、デリー市中心から東へ約20km、以下、KCEI)が、現地の油圧ショベル工場での累計生産台数が1万台に達したと発表した。8月6日、同社の工場(所在地:インド・アンドラプラディッシュ州SRI CITY工業団地内)で記念式典を執り行い、KCEI幹部はじめ現地従業員約300名が式典に参加した。                                                                                         コベルコ建機はインドにおける油圧ショベルの需要拡大を見据え、2011年1月から同地で操業開始。以降、8年7カ月ほどでの累計生産1万台の達成となった。油圧ショベルの当初の年間生産能力は1,200台、現在同2,000台、設備増強後同3,000台とする予定。

三菱UFJ銀 アユタヤ銀通じ比セキュリティー銀傘下に出資

三菱UFJ銀行は8月9日、連結子会社でタイ大手商業銀行のアユタヤ銀行を通じて、持分法適用会社のフィリピンのセキュリティー・バンク子会社に50%出資すると発表した。年内に株式を取得する予定。三菱UFJ銀行が出資するパートナーバンク間で初の合弁事業。アユタヤ銀行はセキュリティー・バンクの子会社、エスビーファイナンスに出資する。エスビーファイナンスは、個人向けの無担保ローンを取り扱うコンシューマーファイナンス会社。

日亜鋼業 中国の連結子会社を解散、合弁相手の破綻で事業継続断念

めっき線の製造・販売を手掛ける日亜鋼業(本社:兵庫県尼崎市)は8月9日、中国・天津市の連結子会社「天津天冶日亜鋼業有限公司」を解散すると発表した。今回解散するのは同社が51%を出資する合弁会社で、合弁パートナー会社が重整手続き(日本の会社更生法または民事再生法手続きに相当)の申し立てを受け、合弁会社の事業継続が困難な見通しとなったため。

スター精密 中国・上海市の子会社を解散・清算

スター精密(本社:静岡市)は8月9日、中国の子会社、上海星栄精機有限公司(所在地:上海市)を解散・清算すると発表した。同工場の貸主から2019年12月末までに工場の明け渡しの申し入れがあり、対応策を検討。工場移転に伴う費用負担、賃借料、人件費等を総合的に勘案した結果、今後の事業運営を行うことが困難と判断した。

日東精工 香港の連結子会社が中国・東莞市に子会社設立

日東精工(本社:京都府綾部市)は8月9日、連結子会社の香港和光精工有限公司が中国広東省東莞市に新たに子会社を設立すると発表した。新会社「中国和光精工有限公司」の資本金は500万人民元で、香港和光精工有限公司が全額出資する。2020年1月設立予定。工業用部品の組立・販売および日東精工製品の販売を手掛ける。