日立製作所は10月16日、アジア地域統括会社の日立アジア社とシンガポールのフレイザーズ・プロパティが、今後5年間でそれぞれ最大5,000万シンガポールドルを投資し、アジア・パシフィック地域における不動産産業のデジタルトランスフォーメーションを合同で推進していく覚書を締結したと発表した。これに基づき両社は、まずシンガポール、タイ、豪州で事業機会の調査を行い、将来的には新たなサービスの共同開発や投資を行っていく。日本、中国を除くアジア・パシフィック地域における不動産業のデジタルトランスフォーメーション関連の需要は、2025年までに820億米ドルに上ると推定されている。
オプテックス ベトナムの水環境管理強化を支援、実証実験を開始
共英製鋼 ベトナム子会社が港湾事業の第2期計画を決定
共英製鋼(本社:大阪市北区)は10月16日、子会社のチー・バイ・インターナショナル・ポート社(以下、TVP社)が、ベトナム港湾事業で出資者間の合意、関係当局の許認可取得等を前提に、第2期事業計画を実行することを決めたと発表した。第2期事業計画の概要は敷地面積16.4㌶、主岸壁250m(水深135m)、バージバーズ140m。2022年1月開港予定。投資総額は3,100万ドル(予定)。 TVP社は、バリア・ブンタウ省フーミーのカイメップ・チーバイ港湾地区に位置し、第1期事業は2018年1月に操業開始。現在は一般港として、隣接するフーミー工業団地で操業する子会社ビナ・キョウエイ・スチール社の原料、鉄スクラップや、近隣鉄鋼メーカーの製品を中心に取り扱っている。第2期事業計画では、需要の大きい穀物等を中心に扱う予定。
旭化成・ライオン 再生プラスチックの研究開発P がNEDOに採択
パナソニックと日本IBMが半導体製造で提携
エーザイ 抗てんかん剤が中国当局の新薬承認取得 併用療法の適応で
エーザイ(本社:東京都文京区)は10月15日、同社創製の抗てんかんざい「フィコンパ(R)」(一般名:ペランパネル、英語製品名:「Fycompa(R)」について、12歳以上の部分てんかん併用療法(二次性全般化発作を含む)の適応で、中国国家薬品監督管理局より新薬承認を取得したと発表した。フィコンパはファースト・イン・クラスの抗てんかん剤で、1日1回投与の錠剤。グルタミン酸によるシナプス後膜のAMPA受容体を選択的かつ非競合的に阻害し、神経の過興奮を抑制する。 中国の推定てんかん患者数は約900万人で、そのうち約60%が部分てんかんに大別され、部分てんかん患者の約40%に併用療法が必要とされている。
タイ・パタヤ市に一風堂オープン バンコク外で初の出店
ウィラー 在ベトナム子会社がハノイ-タンホア間のバス運行開始
WILLRE(本社:大阪市北区、以下、ウィラー)は10月15日、在ベトナム子会社MAILINH-WILLER CO.,LTD(ウィラーとベトナム最大級の交通事業を展開するマイリングループとのジョイントベンチャー、本社:ベトナム・ホーチミン、以下、マイリンウィラー)が、ハノイとタンホアを結ぶ日本品質の都市間バス「マイリンウィラーエクスプレス」を10月14日より開始したと発表した。 具体的にはオンライン予約システムの導入、日本で行われている運行管理体制の導入、IoTを活用した遠隔での車両の動態管理や運転者の健康管理を行う。また、運行するバスはベトナムのバスメーカー、THACO社の車両に日本のシートメーカー、天龍工業の協力で開発されたウィラーオリジナルシート「リラックス」を搭載し、安心で快適な乗り心地を提供する。
モスフードS ベトナム・ダナン観光短大と提携、独自の教育カリキュラム
JA三井リース・ABCクッキングS 連携しJA直売所共同展開の協定
JA三井リース(本社:東京都中央区)と、海外はじめ、日本全国に126店舗を展開するABCクッキングスタジオ(本社:東京都千代田区、以下、ABC)は10月15日、地域活性化に取り組む全国の農協・連合会等(以下、JA等)の直売所での新しいコミュニティとして、「あぐりきっちん supported by ABC Cooking Studio」(商標登録申請中、以下、あぐりきっちん)を共同展開する業務協定を締結したと発表した。 ABCは、地域に根差したJA等と連携することで、直売所の活性化につながるコミュニティの場を提供し、地域活性化のサポートを行うコンサル事業を開始する。また、JA三井リースは農業所得増大・地域活性化に取り組むJA等へのサポートを従来以上に強化していく。