日野自 タイで115億円投じ新たな車両開発・生産拠点

日野自動車工業(本社:東京都日野市)は7月26日、タイの生産子会社、日野モータースマニュファクチャリングタイランド(本社:サムットプラカーン県サムロン、以下、タイ日野製造)が、サムットプラカーン県バーンボーで新たな車両開発・生産拠点「スワンナプームものづくりセンター」の定礎式を執り行ったと発表した。これは同社がサムットプラカーン県バーンボー郡で、総額約115億円を投じ進めるもの。同センターの敷地面積は約40万㎡、中・小型トラック、バスを生産する。2021年稼働開始予定。稼働開始時点の従業員数約1,300人を予定。

商船三井 ジャカルタでインドネシア法人創業25周年パーティ、事業に幅

商船三井(本社:東京都港区)は7月29日、インドネシア・ジャカルタで25日、顧客および関係先を招いて、商船三井インドネシアが今年、営業を開始してから25周年の節目の年にあたることから、記念パーティを開いたと発表した。同パーティには石井正文駐インドネシア大使はじめ、同社の池田潤一郎社長ら合わせておよそ200名が出席した。この間、商船三井インドネシアは、LNG輸送、コンテナ代理店事業、物流事業などに事業の幅を広げている。

クールジャパン機構 民間主導でテコ入れ新戦略

日本政府は、官民ファンドのクールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)の運営について7月26日、有識者会議を開いた。この中で、想定されるSNSの活用などの面で発信力の弱さを指摘、今後戦略をテコ入れし外国人を含む民間主導で新組織をつくり進めていく方針を確認した。新戦略は9月ごろまでにまとめる予定。

イナリサーチ 台湾LBと代理店契約締結、非臨床試験の営業拡大へ

非臨床試験事業を主幹事業とするイナリサーチ(本社:長野県伊那市)は7月26日、非臨床試験の営業拡大を目的として、台湾の試験受託機関(CRO)であるLevel Biotechnology Inc.(以下、台湾LB)と代理店契約を締結すると発表した。台湾LBを代理店としてバイオ医薬品の開発プロセスで不可欠なサル試験を台湾顧客から受託することで、同社と相互補完的な関係を構築し、成長市場である同国のバイオ医薬品の取り込みを図っていく。

リンガーハット ベトナム、タイなどに3店舗順次オープン

リンガーハット(本社:東京都品川区)は、8月にベトナム、タイなどに長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」3店舗を順次オープンすると発表した。ベトナムには2店舗目の「クレセントモール店」を8月15日にオープンする。外国人も多く居住する高級住宅街の大型ショッピングセンターのフードコートへの出店で、若者やファミリー層、観光客の来店を見込む。タイには7店舗目となる「タニヤ店」を8月29日に出店する。バンコク都心部のタニヤへの出店で、ビジネス客、日本人駐在員、世界中の観光客の来店を見込む。また、国内では近鉄・大和西大寺駅から徒歩3分の好立地にある「ならファミリー店」を、複合商業施設「ならファミリー」のフードコート内に8月20日オープンする。         リンガーハットの海外店舗は今回の出店で、タイ7店(うち「とんかつHAMAKATSU」が1店)、アメリカ5店(うち「六角浜かつ」が1店、「SOBAYA」が1店)、香港2店、インドネシア1店、台湾1店、ベトナム2店、カンボジア2店の7カ国・地域で合計20店になる。

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イード カンボジアのBENITEN社に戦略投資、エンジニア拡充へ

イード(本社:東京都新宿区)は7月24日、カンボジアのBENITEN CO.,LTD(本社:カンボジア・プノンペン市、以下、BENITEN)への戦略投資を行ったと発表した。インターネットメディアで必要不可欠なエンジニアリングスタッフの確保が課題。イードでは2015年に島根県松江市に開発拠点として松江ブランチを開設したが、さらにエンジニア陣を拡充するため、低コストで雇用が可能なカンボジアに拠点を置き、ブロックチェーン活用のプロジェクトに実績のあるBENITENへの今回の投資を実施した。

ビーノス シンガポール拠点の「RAENA」のシードラウンドで 出資

Eコマース事業とインキュベーション事業を手掛けるビーノス(BEENOS、本社:東京都品川区)は7月25日、東南アジアを中心としたインフルエンサーによるブランドや商品の企画・製造・販売を行うインフルエンサーコマースプラットフォームを展開するRAENA R.U.PTE.LTD.(拠点:シンガポール、以下、RAENA)の設立後初となるシードラウンドで出資していると発表した。RAENAは、同ラウンドで総額180万米ドル(約1億9,500万円)を資金調達したことを7月24日発表している。同ラウンド終了後のビーノスの出資比率は5~10%内。RAENAにはグーグル、アマゾン、アリババなどで経験のあるメンバーが従事しており、国境を越えたサプライヤーネットワークを構築し、商品開発におけるイノベーションを創出している。

商船三井ロジ ベトナム・ハイフォンLC 8月から2倍に拡張

商船三井ロジスティクス(本社:東京都千代田区)は7月26日、ベトナム法人、MOL Logistics(Vietnam)Inc.(本社:ベトナム・ホーチミン市)が2019年1月に開業したベトナム・ハイフォンロジスティクスセンター(以下、ハイフォンLC)を、8月中旬から拡張すると発表した。これにより総床面積は現在の2倍の1万2,000㎡となる。ハイフォンLCは一般倉庫、保税倉庫、CFS倉庫の3つの機能を兼ね備える近代的な倉庫。ハイフォン港に近接するディンプー工業団地に隣接し、ラックフェン港にも近い好立地にある。

東京ガス子会社 台湾・永安LNG受入基地拡張の基本設計受注

東京ガス100%出資子会社、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(以下、TGES)は7月25日、台湾最大手の石油・ガス会社、台湾CPC Corporation(以下、CPC社)から、永安(ヨンアン)LNG受入基地拡張計画における基本設計業務(以下、FEED業務)を受注し、2019年中にFEED業務を実施すると発表した。台湾では環境保全の観点から天然ガス火力発電割合を50%まで引き上げる方針であることから、今後も天然ガス需要の堅調な増加が見込まれている。これによりCPC社は永安LNG受入基地の拡張を計画している。

キューブシステム・関電システムズ,ベトナム・ホーチミン工科大に奨学金制度

キューブシステム(本社:東京都品川区)と関電システムズ(本社:大阪市北区)は7月25日、ベトナム国家ホーチミン市校工科大学(所在地:ベトナム・ホーチミン市)に在籍する学生を対象に奨学金制度の共同運営を開始したと発表した。2019年度から2021年度の3年間、両社が選定した40名に対し毎年奨学金を支給する。