関西に本社を置く化学メーカー、日本触媒(大阪本社:大阪市中央区)と三洋化成工業(本社:京都市東山区)の両社は5月29日、2020年10月に経営統合することで基本合意したと発表した。両社を傘下に置く持ち株会社を設立し、経営を統合する。両社はいずれも紙おむつに使われる吸水性の高い樹脂を製造しており、日本触媒は世界でトップレベルの生産量を保持している。ただ、事業規模としては欧米の大手化学メーカーとの差が広がっているのが現状。経営統合により、この差を詰め、国際競争力を強化。拡大が見込まれるアジアを中心とした新興国の紙おむつ需要を取り込んでいく。
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三菱地所 タイ・バンコクの大規模複合オフィス開発に参画
三菱地所は5月28日、タイ・バンコクに拠点を持つ大手デベロッパーRaimon Land社(以下、RML社)と共同で、大規模複合オフィスビル開発計画「One City Centre」プロジェクトに参画すると発表した。同プロジェクトは、三菱地所グループとして初となるタイ国内でのオフィス開発で、2019年2月に着工、2022年末竣工を予定。開発地は各国の大使館や高級ホテル、ショッピングモールが集積するセントラル・ルンピニエリアに所在。敷地内はオフィス棟・商業棟の2棟からなり、賃貸面積約6万1,000㎡、61階からなる大規模な複合開発計画。竣工時にはBTSスクンビットラインのプルンチット駅とスカイデッキで接続予定で、バンコク市内各エリアから公共交通を介したスムーズなアクセスを実現する。