オムロンヘルスケア iAPPSとシンガポールで合弁

オムロンヘルスケア iAPPSとシンガポールで合弁

オムロンヘルスケア(本社:京都府向日市)とシンガポールのiAPPS Pte.Ltd.(本社:シンガポール)は2月28日、企業向けに健康管理サービスを提供する合弁会社「HeartVoice Pte.Ltd.」を設立することで合意したと発表した。
新会社の資本金は860万シンガポールドル(約7億円)で、出資比率はiAPPS70%、オムロンヘルスケア30%。シンガポールで企業の社員への予防医療への関心が高まる中、両社はシンガポール政府系スポーツセンターの予約・決済システム「ActiveSG」事業のサービスプラットフォームを活用し、社員の健康を管理し、維持・改善することにより、循環器疾患や糖尿病リスクの低減を目指す。

DI インドの乳がん診断支援AIのNiramai社へ出資

DI インドの乳がん診断支援AIのNiramai社へ出資

ドリームインキュベータ(本社:東京都千代田区、以下、DI)は運営するインドデジタルファンドを通じ、インドの乳がん診断支援AI技術を提供するNiramai Health Analytix(以下、Niramai)に出資すると発表した。共同投資家として、pi Ventures(AI特化型ファンド)と村田製作所も参加する。
インドのバンガロールに拠点を構えるNiramaiは、サーモカメラで撮影した乳房の画像を独自のAIアルゴリズムで解析することによって、簡易にかつ高い検知率で乳がんの有無の検知を可能にする乳がん診断支援AI技術を開発。現在、インド国内の多数の病院と提携しているほか、すでに米国で複数特許を取得している。

日立ハイテク 分散型太陽光発電事業で中国企業と協業

日立ハイテク 分散型太陽光発電事業で中国企業と協業

日立ハイテクノロジーズ(本社:東京都港区、以下、日立ハイテク)と亜洲潔能資本有限公司(本社:中国・北京市、以下、Asia Clean Capital社)はこのほど、日本企業の中国拠点への分散型太陽光発電事業における協業を開始したと発表した。
両社の強みを組み合わせることで、広大な設置スペースを必要としない小規模太陽光発電設備の導入により、中国における安全かつ安価でクリーンな分散型太陽光発電の普及に貢献する。

日本プロセス インドのTrenser社と業務資本提携

日本プロセス インドのTrenser社と業務資本提携

制御システムや自動車システムなどを主幹事業とする日本プロセス(本社:東京都港区)は2月26日、インドのTrenser Technology Solutions社(以下、Trenser社)との間で、業務資本提携したと発表した。第三者割当増資により、Trenser社から発行される新株式2,895株(株式総数の5.0%)を取得する予定。取得価額は761万955インドルピー(約1,180万円)。2月末に取得する。
Trenser社は、世界的にシェアの高い医療画像処理システムの開発を担当した技術者によって、2017年3月に設立されたインドのベンチャー企業。2018年10月、IT事業全般における連携を強化することを目的として日本プロセスと戦略パートナーシップを締結し、日本での事業拡大に取り組んでいる。
今回より強固な業務資本提携を締結することで、両社がそれぞれ得意とする様々な技術を融合させ、中力分野の医療関連全般の事業拡大のスピードアップを図るとともに、中国・大連のオフショア開発拠点に次ぐインドオフショア開発拠点としての活用も可能となる。

関電子会社 テイジンタイランドと熱電供給契約締結

関電子会社 テイジンタイランドと熱電供給契約締結

関西電力(本社:大阪市北区)は2月21日、100%子会社の「関西エナジーソリューションズ(タイランド)社(以下、K-EST)」が同日、「テイジン(タイランド)社」と熱電供給契約を締結したと発表した。
K-ESTが設置・運用するコージェネレーションシステムにより、同国内のアユタヤ県バンパインのテイジン(タイランド)社の衣料・インテリア・自動車向けのポリエステル繊維の製造工場に、2020年7月にも電気、蒸気および熱の供給を開始する予定で、その後15年間にわたり熱電供給を行う。
このプロジェクトはK-ESTが手掛ける初の熱電供給事業案件となる。

中部国際空港 ベトナム・ダナン国際空港と友好提携

中部国際空港 ベトナム・ダナン国際空港と友好提携

中部国際空港(所在地:愛知県常滑市)は2月20日、ベトナム中部のダナン国際空港と「友好空港」提携の覚書を締結した。両空港は今後、航空会社や旅行会社との関係を強化し、直行便の就航やチャーター便の拡充につなげる。
中部国際空港が海外空港と友好提携するのは、ドイツ、台湾、米国などに次いで5カ所目。

マルカキカイ タイの自動車部品輸出事業から撤退

マルカキカイ タイの自動車部品輸出事業から撤退

工作機械、建設機械の専門商社、マルカキカイ(本社:大阪市中央区)は2月21日、タイにおける自動車部品輸出事業から撤退すると発表した。事業の採算性が低いことと、中長期戦略を推進するうえで人的および投資先の見直しが急務で、より採算性の高い事業へのシフトが必要と判断した。
同社は2015年から部品取扱事業拡大の一環として、タイで生産した自動車部品のマレーシア輸出事業を展開してきた。今回の決定により2019年8月末をもって同事業から撤退する。

日立G モルディブの海水淡水化ROシステムを受注

日立G モルディブの海水淡水化ROシステムを受注

日立製作所グループはこのほど、モルディブのフルマーレ島の都市開発プロジェクトで、水道インフラ整備事業を請け負っており、同国内で上下水道システムの豊富な開発・管理実績があるMale’ Water&Sewerage Company Pvt.Ltd(以下、MWSC)から、資金融資枠の設定を含めた海水淡水化RO(逆浸透)システムや、配水管などの設備・機器一式を受注した。受注額は880万米ドル(約9.7億円)で、2020年6月までに納入する予定。
今回の案件を実際に受注したのは、日立製作所の子会社で海水淡水化ROシステムなどの設計から製造、販売、メンテナンスを手掛けるHitachi
Aqua-Tech Engineering Pte.Ltd.(所在地:シンガポール、以下、日立アクアテック社)と、日立キャピタルのシンガポール子会社、Hitachi
Capital Asia Pacific Pte.Ltd.(以下、日立キャピタルアジアパシフィック)。

チェジュ航空 3/31から成田ー務安線を新規就航

チェジュ航空 3/31から成田―務安線を新規就航

韓国のチェジュ航空は3月31日から、成田―務安(ムアン、韓国)線を新規就航する。現在、日本の首都圏から韓国の南西部へは直行便が就航していないことから、同社の就航により韓国南西部地域への往来がスムーズになる。
務安が位置する全羅南道(チョルラナムド)は、”韓国の台所”と呼ばれており、様々な美味しい韓国グルメを楽しむことができる。
今回の務安線の開設により、チェジュ航空は成田からソウル(仁川)、釜山など合わせて4都市に就航することになる。

スチールプランテック 中国・本渓鋼鉄から高効率アーク炉受注

スチールプランテック 中国・本渓鋼鉄から高効率アーク炉受注

スチールプランテック(本社:横浜市港北区)は2月22日、中国・本渓鋼鉄(本社:遼寧省)から同社の環境対応型高効率アーク炉「ECOARC」2基を受注したと発表した。日欧3社の国際入札となったが、ECOARCの経済性、環境面での優位性、操業安定性などが評価され採用された。
中国では深刻化する環境問題およびCO2排出削減の面から電気炉への関心が高まっている。