防衛省は1月22日、海底火山の噴火で被害を受けたトンガに自衛隊機のC130輸送機1機が到着したと発表した。飲料水など支援物資を運ぶために20日に日本を出発し、21日に活動拠点のオーストラリア空軍基地に入っていた。自衛隊は、離島が数多い現地で不足する飲料水などを運搬するため、別のC130機とC2輸送機2機も現地に向かう。このほか、大量の火山灰に覆われた諸施設の清掃・整備に必要な高圧洗浄機やリヤカーなどの大型機材を届けるため輸送艦も出発の準備をしているという。
支援物資は国際協力機構(JICA)が準備する。国際緊急援助隊派遣法と自衛隊法で規定する「国際緊急援助活動」として実施する。
岸防衛相 トンが支援で自衛隊機派遣を発表 援助物資を運搬
日本政府 トンガに100万ドルの緊急援助 自衛隊派遣を検討
日本政府 トンガ支援実施 高圧洗浄機など速やかに供与へ調整
ジェトロ タイ投資委や「東部経済回廊」事務局などと連携強化
日本貿易振興機構(ジェトロ)は1月13日、タイ首相府でタイ投資委員会(BOI)、経済特区(SEZ)「東部経済回廊(EEC)」開発を担うEEC事務局と覚書を交換した。署名式には萩生田光一経済産業相、タイのスパッタナポン・パンミーチャウ副首相兼エネルギー相が立ち会った。また同日、タイ自動車研究所(TAI)ともバンコト都内で萩生田経産相、スリヤ・ジュンルンルアンキット工業相立ち会いの下で、協力覚書を交換した。
BOIとは覚書の締結、EEC事務局とは覚書を改定し、両機関とさらに連携を深め、日本企業によるとくにEEC域内への投資を促進する。また、TAIと覚書を改定し、カーボンニュートラル達成に向け次世代自動車分野における日本・タイ自動車関係者の相互理解と協力に関する対話の場を両機関が連携して提供する。