アンモニア燃料の石炭火力で日本がインドネシアを技術支援

日本政府は、インドネシア石炭火力発電事業で脱炭素の取り組みを支援する。燃焼しても二酸化炭素(CO2)が出ないアンモニアを使い、現地の石炭火力発電に活用する官民共同の事業に乗り出す。
萩生田光一経済産業相は1月9日から14日にかけて、インドネシア、タイ、シンガポールを歴訪。インドネシアと10日、覚書を交わした。
燃料としてのアンモニア普及と技術の確立を目指しながら、国情に合わせ必要な電力確保の面から、石炭火力発電をすぐにはやめることができないアジア地域でCO2排出量の削減につなげる。