太陽誘電(本社:東京都中央区)は4月22日、1回の充電で最大1,000km走行可能な回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」を開発したと発表した。今回ニデック(本社:京都市南区)が新たに開発した回生システム対応電動アシスト自転車向けモーターを採用。従来モデルと比較して回生電力を30%向上させたほか、太陽誘電の省電力技術や電源制御技術と組み合わせることで、1回の充電で最大1,000kmもの長距離走行を可能にした。
日本ガイシと三菱重 水素・窒素ガスから膜分離で水素精製
メディカロイド 手術支援ロボ 胸部外科への適応承認取得
サントリー 東京ガスと水素でウイスキー原酒造りに成功
JR東海 太陽光路面発電とEVの廃バッテリーによる給電実証
東京都「晴海フラッグ」に水素ステーション開設 全国初
三井化学 廃プラン分解油によるケミカルリサイクル製品
東京都 リコーと曲がる太陽電池の実証 都庁展望台で開始
テルモ, 京大iPS財団 再生医療普及へiPS細胞の培養自動化
花王 回収したCO2活用の植物工場「SMART GARDEN」
花王マテリアルサイエンス研究所は3月14日、佐賀市の清掃工場から排出されるCO2を回収・精製できる設備を利用し、独自の植物工場「SMART GARDEN(スマートガーデン)」を構築したと発表した。スマートガーデンでは使用電力や水使用量で環境負荷を低減しつつ、植物を効率よく栽培することが可能。
具体的には①スマートガーデンではCO2を光合成を促進させるほか、植物に与えることで生長速度が約20%向上することを確認②水を繰り返し循環利用することで、露地での栽培品と比較して水使用量は約40%にとどまっている③使用する電力すべて地熱、水力発電といった再生可能エネルギーにすることでCO2の排出を削減している。
さらに栽培した植物からエキスの抽出まで一気通貫で行い、高純度・高効率な植物エキスを得ることができる成分制御技術を開発した。