JTB ジャカルタ3つ目の新店舗 富裕層の訪日に照準
ジェーティービー(JTB)は8月6日、インドネシアの首都ジャカルタに、同地3店舗目の「ジャカルタ・スナヤン店」をオープンした。超富裕層の訪日旅行に照準を置く。今回の設置店舗の場所は外資系企業や高級賃貸マンション、ショッピングモールが集まるスナヤン地区オープンしたフェアモントホテルの地下1階。
JTB ジャカルタ3つ目の新店舗 富裕層の訪日に照準
ジェーティービー(JTB)は8月6日、インドネシアの首都ジャカルタに、同地3店舗目の「ジャカルタ・スナヤン店」をオープンした。超富裕層の訪日旅行に照準を置く。今回の設置店舗の場所は外資系企業や高級賃貸マンション、ショッピングモールが集まるスナヤン地区オープンしたフェアモントホテルの地下1階。
香港EX 10/27から広島~香港LCC記念運賃片道700円
香港エクスプレスは10/27から広島~香港線を週2便で就航すると発表した。就航記念特別運賃として、8月17日までの期間限定で片道700円で販売する。10月27日から2016年3月26日搭乗分が対象。燃油サーチャージなし。諸税は別。広島~香港を結ぶ初のLCCとなる。
グルメ杵屋 マレーシアに初進出「丼丼亭」オープン
グルメ杵屋(大阪市)は8月3日、丼業態の「丼丼亭」をマレーシアセランゴール州セパン クアラルンプール国際空港敷地内の三井アウトレットパークにオープンしたと発表した。同店のマレーシア進出は初めて。実演手打ちうどんをコンセプトとする同店は、「天丼」や「天ぷら」など日本の定番メニューに加え、現地独自のオリジナルメニューも導入していく予定。
コンビニ 東南アで出店拡大 ファミマ、ミニストップ
コンビニエンスストアのファミリーマート、ミニストップが東南アジアでの出店ペースを上げる。ファミリーマートは2015年度にタイ、フィリピンなど4カ国で店舗数を前年度より2割近く増やす。ミニストップもベトナムで攻勢をかける。両社は日本で培った物流や商品開発などのノウハウを生かして中国などで店舗網を広げてきたが、中間層の拡大で今後の成長が見込める東南アジアを攻める。
ファミリーマートは15年度の東南アジアの純増数を234店と過去最高に引き上げる。域内4カ国の店舗数を15年春に1600店超にする。タイは100店超増やして1300店にする計画。フィリピンでは74店、ベトナムでは39店、インドネシアでも14店増やす。
ミニストップもベトナムで双日や、親会社のイオンと連携、3年で200店を出し、10年後には800店に広げる計画だ。ミニストップの海外店舗は約2500店(15年3月末)と、日本国内の店舗数を上回る。2000点を超える韓国とフィリピンが中心だったが、今後は成長市場のベトナムでも再攻勢をかける。15年度の東南アジアのテンポスは2割増の570店になる見込みだ。日本経済新聞が報じた。
中華航空 台北~富山線 10月から週2往復に減便
台湾の中華航空(チャイナエアライン)が10月下旬から始まる冬ダイヤで、台北~富山線の運航便数を週2往復にする方針であることが分かった。2014年の冬ダイヤでは12月末まで週4往復で運航しており、この期間だけでみると減便になる。
全日空 中国路線を増便 新規に広州線を開設
全日本空輸は8月4日、10月25日に始まる冬ダイヤから羽田空港を発着する中国路線を増便すると発表した。北京線と上海線を週7往復から14往復に増やすとともに、広州線を週7往復で新規開設する。成田空港を含めた首都圏発着の中国路線の便数を25%増やし、訪日客需要などを取り込む。
三井不 初進出のマレーシアのアウトレット順次拡張
三井不動産は7月29日、クアラルンプール国際空港の敷地内で5月末に開業したアウトレットモールの開業式典を開いた。同社が運営するアウトレット施設は、東南アジアでは初めて。
マレーシアでは所得向上に伴い海外ブランドの認知度が高まっているが、アウトレット施設はまだ少ない。有名ブランド商品を割安で提供し、拡大する中間~富裕層の需要を取り込む。
「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港セパン」の店舗面積は約2万4000平方㍍で、欧米ブランドのほか日本の127店が入居する。引き続き拡張工事を進め、2021年には約250店舗に増やす計画だ。
セブンイレブン「日本流」ベトナムへ3年で100店に
セブン&アイ・ホールディングスは、ベトナムにセブンイレブンを出店する。現地の外食チェーンとライセンス契約を結び、2017年に1号店を開く。3年で100店に広げる。
海外店舗は主に米国の子会社が管理してきたが、日本から社員を派遣してコンビニエンスストア向けの商品開発や物流ノウハウを移植する。成長市場の東南アジアに「日本流」を持ち込み、中間層の需要を取り込む。サンドイッチ店「サブウェイ」などを展開するアイエフビーホールディングスと、米国子会社セブン-イレブン・インクが契約を結んだ。
1号店はホーチミン市内に出店。10年で1000店体制を目指す。セブンイレブンは海外で約3万8000店を展開する。東南アジアではタイ、マレーシア、フィリピン、シンガポール、インドネシアに店舗を持つ。日本経済新聞が報じた。
インドネシアなどアジアでホテル4棟建設 藤田観光
藤田観光は7月30日、2019年度までにインドネシアを含めたアジアで少なくとも4棟のホテルを建設する方針を明らかにした。インドネシアでは当面、日本人ビジネス出張者を想定したものとなる予定で、建設地はジャカルタ市内や周辺の工業団地を候補地として検討する。
一方、インドネシアから日本へのインバウンド強化の方針も明確に打ち出し、19年度にインドネシア人宿泊者数を14年度実績の4倍に相当する3万2000人に引き上げる計画だ。NNAが報じた。
マツキヨHD タイに出店 現地セントラルGと合弁
マツモトキヨシホールディングスは7月29日、タイでドラッグストアを出店すると発表した。現地流通大手のセントラル・グループの中核会社セントラル・フード・リテールと組み、8月に合弁会社を設立する。2016年3月期に3店舗を開業し、都市部を中心に顧客を開拓する。
1店目をセントラル・グループのショッピングセンター「セントラル・ラップラオ」に出店する。
合弁会社「セントラル&マツモト」の資本金は約1億7750万円で、セントラル・フード・リテールが51%、マツキヨHDが49%を出資する。本社はバンコクから車で1時間程度のノンタブリー県に置く。