東急百貨店 タイ2号店6/19開業 現地富裕層開拓

東急百貨店 タイ2号店6/19開業  現地富裕層開拓

東急百貨店は6月19日、タイで同国2号店となる新店をバンコク郊外の商業施設「パラダイスパーク ショッピングセンター」内に開業する。初年度約7億バーツ(約25億円)の売上高を目指す。バンコク中心部で主に外国人旅行者を集客する1号店に対し、2号店は高級マンションなどの開発が進む区域で、現地の高所得者を取り込む。
新店「バンコク東急百貨店 パラダイスパーク店」は現地大手デベロッパーのMBK社との合弁会社で運営する。ショッピングセンター内に地上1~2階の店を設ける。売り場面積は約1万1800平方㍍。1階で婦人服や化粧品、子供服、2階に紳士服、スポーツ用品、家庭用品をそろえる。日本経済新聞が報じた。

訪日客消費 2000万人達成時4兆円目標 地方免税店増

訪日客消費 2000万人達成時4兆円目標 地方免税店増

日本政府は6月5日の観光立国推進閣僚会議で新たな行動計画をまとめ、放置外国人旅行者が2000万人に達する年に、旅行者の消費額を4兆円に増やす目標を掲げた。旅行者数は2014年の1.5倍を目指すのに対し、消費額は2倍という高い目標だ。
人口が減少する中、政府は訪日客の消費を増やして地方経済などの活性化につなげたい考えだ。行動計画は、3大都市圏以外の免税店数を現状の約6600店から17年に1万2000店、20年に2万店に増やすことを目玉に掲げた。滞在日数を延ばすため、訪日客が多い東京や京都など以外の広域観光ルートも認定する。

京都の「高蔵染」マレーシアKLで海外初店舗

京都の「高蔵染」マレーシアKLで海外初店舗

独特の染色技法を使ったスニーカーのリメイク、ストール、Tシャツなどの製造・販売を手掛ける「高蔵染」(京都府京丹後市)がこのほど、マレーシアのクアラルンプール(KL)市内中心部ブキビンタン地区の商業施設、ファーレンハイト88内の「パラカマヤ」に初の海外店舗を開業した。
染師の大下倉和彦(たかくらかずひこ)氏は、京丹後市で明治時代後半からちりめん製造業を営む家に生まれ、大学卒業後に染色の道に入った。同氏の作品は絞り染めや型染めを駆使し、「しぶき」を表現した独特のデザインで人気を博している。これまで「イッセイ・ミヤケ」や「コム・デ・ギャルソン」などのファッションブランドやアーティストとのコラボレーションなどを行っている。
今回KLのファーレンハイト88で提供するTシャツは、マレーシア向けの限定商品となる。販売価格は1着59リンギ(約2000円)。Tシャツ1着を売り上げるごとに1リンギをネパール大地震の復興基金へ寄付する。NNAが報じた。

良品計画が9月「Cafe&Meal」シンガポール1号店

良品計画が9月「Cafe&Meal」シンガポール1号店

「無印良品」などを展開する良品計画は6月2日、グループのMUJI(SINGAPORE)PRIVATE LTD(シンガポール)が9月5日、シンガポールの繁華街オーチャード通りにある「MUJI Paragon」を改装し、隣接する区画にシンガポール1号店となる「Cafe&Meal MUJI Paragon」をオープンすると発表した。店舗面積は約122平方㍍(約37坪)、席数は52席。
Cafe&Meal MUJIは、日本国内に23店舗、海外に4店舗(香港2店舗、成都、台湾各1店舗)を展開。「素の食はおいしい。」をコンセプトに、素材そのものの味を生かし、自然のうま味を引き出すシンプルな調理法で、その時いちばんの旬の食材を使ったメニューを各国で提供している。今回初出店するシンガポールでは、デリを中心とする日本同様のメニュー展開を予定。

4月インドネシアを訪れた海外旅行者数は75万人

4月インドネシアを訪れた海外旅行者数は75万人

インドネシア中央統計局によると、4月にインドネシアを訪れた海外旅行者数は74万9900人で前年同月比3.2%増加した。スルヤミン局長は「74万9900人のうち、15.8%がシンガポール人、14.6%がマレーシア人、11.5%が中国人、11.3%がオーストラリア人、4.1%が日本人だった。日本人旅行者は前年同月の3万4683人から、今年は3万869人に減少している。一方、1~4月期の全体では305万人となり、前年同期に比べ3.4%増加している」としている。ビスニス・インドネシアが報じた。

昭文社タイ国際航空と訪日タイ人共同キャンペーン

昭文社 タイ国際航空と訪日タイ人共同キャンペーン

昭文社(東京都千代田区)は6月2日、タイのフラッグシップエアライン・タイ国際航空と共同で、訪日タイ人向けに「DiGJAPAN!」のキャンペーンを行い、タイ現地でプロモーションを行うと発表した。キャンペーン期間は10月31日まで。
また、タイの日系企業バンコク・サムライの無線LAN「WiFi」レンタルサービス「SAMURAI」と共同で、タイ国際航空の顧客にWiFiルーターのレンタル料金を4日間まで通常料金の半額で提供する3社共同の特別キャンペーンも同時に実施する。
日本政府観光局(JNTO)によると、2014年の訪日タイ人旅行者数は約66万人で、前年比45%も伸びている。

カシオ計算機 上海にG-ショック専門店を出店

カシオ計算機 上海にG-ショック専門店を出店

カシオ計算機は腕時計「G-ショック」の中国展開を強化する。世界最大規模となる専門店を6月2日、上海メーンストリートの「准海中路」に開店する。店舗は2階建てで延べ床面積200平方㍍。常時300本の商品をそろえる。G-ショックのみを扱う専門店は日本に4店舗、米ニューヨーク、フランス・パリ、英ロンドン、イタリア・ミラノに各1店舗あり、上海は9店舗目となる。腕時計の販売に加えて、発表会のイベントを開き、中国国内や周辺のアジア地域への情報発信拠点として活用する。

ジェットスター 6/1から成田~香港線を就航

ジェットスター 6/1から成田~香港線を就航

ジェットスター・ジャパンは成田~香港線を6月1日から就航した。関西国際空港~香港線に次ぐ、同社では2番目の国際線となる。就航当初は週3便の運航となるが、9月1日以降は毎日1往復、週7便を運航する。運賃はエコノミークラス「Starter」で7500~4万5700円に燃油特別付加運賃(1300円)が加算される。なお、同社は関空~香港線も含め、夏期に香港と日本を結ぶ便を週最大11便(往復)運航する。トラベルウォッチが報じた。

ファミリーマート 訪日外国人向けWi-Fiサービス

ファミリーマート 訪日外国人向けWi-Fiサービス

ファミリーマートは訪日外国人向けスマートフォン専用アプリサービス「Japan Connected-free Wi-Fi(JCWアプリ)」に参画した。JCWアプリは事前登録することで、ログインすることなく、国内12万件の無料Wi-Fiスポットを使えるサービス。同アプリ利用者はメールアドレスとパスワードを登録するだけで、全国の店舗約1万7000店の無料公衆無線LANサービス「ファミリーマートWi-Fi」を1日当たり3回、各20分使える。

米GAP インド・デリーに1号店 16年半ばに10店へ

米GAP インド・デリーに1号店 16年半ばに10店へ

衣料品大手の米ギャップ(GAP)は5月30日、インド・デリーに1号店を開設した。2016年半ばまでに10億ルピーを投じ、デリーやムンバイ(マハラシュトラ州)、バンガロール(ベンガルール、カルナタカ州)などで10店舗を開設。今後5~6年間で売上高100億ルピー(約195億円)を目指す。ライブミント(電子版)などが報じた。
1号店はデリーのショッピングモール、セレクトシティウォークに開設。店舗面積は1万1000平方フィートで、20代後半~30代前半の若い夫婦をメインターゲットとした、子供服・ベビー服にも比重を置いた品ぞろえとしている。