ビームス タイ・バンコク皮切りに東南アジアに進出

ビームス  タイ・バンコク皮切りに東南アジアに進出

セレクトショップのビームスは、3月末にタイ・バンコクに「ビームス」1号店を出店するのを皮切りに、東南アジアに進出する。3月27日にバンコクの商業施設「エムクオーティエ」内に「ビームス バンコク」を開業する。日本で展開する紳士服の「ビームス」や「レイビームス」など主力6ブランドを販売する。売り場面積は約170平方㍍。タイの小売り大手ザ・モール・グループがフランチャイズ・チェーン方式で運営する。

大雄会がミャンマーに初の日本人医師常駐診療所開設

大雄会がミャンマーに初の日本人医師常駐診療所開設

社会医療法人の大雄会(愛知県一宮市)はこのほど、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに日本人医師が常駐する診療施設を年内に開設すると発表した。ミャンマーで診療所などを運営する現地企業レオ・ファミリーインターナショナルと合弁会社を設立。マヤンゴン郡区のビクトリア病院に併設されている在住外国人向けに医療行為を提供する「レオ・メディケア」内に診療施設を設置。在留日本人や日本人観光客らを診療する。

ヤンゴン第一医科大学名誉教授の伊藤哲医師と日本人看護師1人を常駐させ、内科や小児科を中心に診療する。ビクトリア病院と連携し、放射線治療なども行う。大雄会によると、ミャンマーでは初の日本人医師が常駐する医療機関になる。

ミャンマーでは在留邦人が急増。ヤンゴン日本人商工会議所(JCCY)の加盟企業数は2014年10月に200社を突破、11年の民政移管から4倍に増えている。日本が官民挙げて開発・支援しているヤンゴン近郊のティラワ経済特区(SEZ)への投資が活発化する中、駐在員をはじめとするミャンマー在留邦人は今後も引き続き、あるいはこれまで以上に増加する見通しだ。

タイ国際航空が中部空港の深夜発便6年ぶりに復活

タイ国際航空が中部空港の深夜発便6年ぶりに復活

タイ国際航空は、3月30日から中部~タイ・バンコク線に、深夜の中部空港発を6年ぶりに復活させる。現在の周12便を維持したうえで、夕方発だった出発時刻を午前0時30分に繰り下げる。金曜の深夜発、月曜の早朝帰国で1泊4日でのタイ旅行が可能になる深夜発は月、火、金、土、日に運航し、午前4時(現地時間)にバンコクに到着する。一方、反対ルートは午前0時5分(同)にバンコクを出発して午前8時に中部空港に着くスケジュールで、毎日運航する。日経MJが報じた。

春秋航空 3月末から中国4都市~関空路線を就航

春秋航空 3月末から中国4都市~関空路線を就航

中国の民間格安航空会社(LCC)、春秋航空(上海市長寧区)は3月末から新たに中国4都市と関西国際空港を結ぶ路線を開設する。これにより、関空と中国国内を結ぶ春秋航空の路線は10路線に拡大する。ポータルサイトの網易新聞が報じた。関空との直行便を開始するのは四川省成都市、陝西省西安市、河南省鄭州市、福建省泉州市の4都市。関空~鄭州市は3月29日から、その他の3路線は30日から運航開始し、いずれも週3~4往復便となる。春秋航空は1月に関空~青島線、関空~甘粛省・蘭州線を開設、急ピッチで路線拡大している。関空を結ぶ路線は現在このほか、上海、天津、重慶、湖北省武漢市に就航している。

春秋航空は1月時点で、エアバスA320型機48機保有。2018年に保有機材を100機まで引き上げる目標を掲げている。上場している市場の上海証券報によると、同社はフランスのエアバスと米ボーイングから旅客機計30機を購入することで交渉を進めているもようだ。年内に発注する見通しで、さらに30機追加購入する可能性もあるという。NNAが報じた。

中国南方航空 中部~瀋陽線を3/29から週3便に

中国南方航空 中部~瀋陽線を3/29から週3便に

中国南方航空は名古屋・中部~瀋陽線を、3月29日より週2便から3便に増便すると発表した。現在は水・日曜に週2便を運航、これに新たに金曜の運航が加わることで、週末や2泊3日での利用が容易になる。エアバスA319型機かA320型機で運航している。Traicyが報じた。

ベトナム航空 名古屋・中部~ホーチミン線を週4便に

ベトナム航空 名古屋・中部~ホーチミン線を週4便に

ベトナム航空は名古屋・中部~ホーチミン線を、7月18日より週3便から4便に増便する。現在、火・木・日曜に運航しているが、これに新たに土曜を追加する。これにより、週7便を運航しているハノイ便を加えると、名古屋・中部~ベトナム間は週11便を運航することになる。機材はエアバスA321型機で運航する。Traicyが報じた。

タケノコ診療所 チカランに開業 インドネシア4カ所目

タケノコ診療所 チカランに開業 インドネシア4カ所目

インドネシア・ジャカルタを中心に海外医療サービスを提供する日系クリニック、タケノコ診療所の、チカラン診療所が2月17日、西ジャワ州ブカシ県チカランにあるチカラン・ホサナメディカ病院内に正式開業医する。スディルマン、ポンドックインダ、バリに次ぐ4カ所目。

チカラン診療所では総合初期診療、予防接種、歯科診療を行う。ベッド8台設置し点滴も可能。診療所、薬局のほかにラボラトリーもあり、臨床検査もある。日本製の器具を導入し、日本人歯科医師もアドバイザーとして常駐し、他の3診療所と同様のサービスが受けられる。診療は平日のみ、時間は午前8時から午後10時まで。歯科は電話での予約が必要。地元メディアが報じた。

中国東方航空が3/29から関空~寧波線就航 週2便

中国東方航空が3/29から関空~寧波線就航 週2便

新関西国際空港会社は2月12日、中国航空大手の中国東方航空が3月29日から関空~寧波線を就航すると発表した。関空と寧波を結ぶ定期便は初めて。寧波線は週2便で座席数が計156席のエアバスA320を使用、中国人旅行者の日本への観光需要を取り込むのが狙い。今回の寧波線の就航により、関空では香港、マカオを含めた中国方面の就航都市数が27となり、過去最多を更新する。

全日空 4月以降の燃油サーチャージを引き下げ

全日空 4月以降の燃油サーチャージを引き下げ

全日空(ANA)グループは2月10日、4月1日以降の航空券発券分の国際線旅客「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」の改定を国土交通省に申請したと発表した。昨今の急激な環境変化に柔軟かつ透明性のある対応をするため、これまでの燃油市況の変動に為替変動も加味した制度へ変更する。これに伴い、従来ドル基準で区分していたテーブルを日本円基準に改定する。

この結果、4月1日以降の発券分より燃油サーチャージは、片道当たり以下の通りとなる。日本~北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニアは1万500円(現行1万4000円)、日本~ハワイ・インド・インドネシアは6000円(同8500円)、日本~タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマーは4500円(同6500円)、日本~ベトナム・フィリピン・グアム・サイパンは3000円(同4000円)、日本~中国・香港・台湾・マカオは2500円(同3500円)、日本~韓国は500円(同1000円)。

フィリピンでセブン筆頭にコンビニ各社の出店攻勢激化

フィリピンでセブン筆頭にコンビニ各社の出店攻勢激化

フィリピンでコンビニエンスストア各社の競争が激しさを増している。同国で「セブンイレブン」を展開する最大手フィリピン・セブン・コープは2015年設備投資に同社として過去最高の30億ペソ(約81億円)を投じて350店を新設する計画だ。14年の20億ペソを大きく上回る設備投資でシェア首位の座を固める考えだ。現地経済紙ビジネス・ワールドが報じた。セブンイレブンはフィリピン市場で、店舗ベースで6割を占め、14年は286店新設し前年比27%増の1287店としている。今後も数年にわたって年25%以上のペースで出店を続ける意向を示している。

2014年8月時点の店舗数が428点でシェア2位の「ミニストップ」を展開するロビンソンズ・コンビニエンスストアーズは15年、100店の出店を目指す。12年にマニラ首都圏に1号店を出店した「ファミリーマート」を展開するアヤラ・ランドも出店加速で早期に500店突破を実現したいとしている。このほか14年、ピュアゴールド・プライスクラブが日本のローソンと合弁でPGローソン・カンパニーを設立。20年までに「ローソン」の500店体制を目指すと発表している。SankeiBizが報じた。