日銀は7月31日の金融政策決定会合で、賃金と物価が揃って上がる好循環の実現が確認できたとして、政策金利の短期観測を0〜0.1%から0.25%程度に引き上げることを決めた。
マイナス金利政策解除後も月6兆円程度で続けてきた国債買い入れは、令和8年1〜3月期に3兆円程度まで購入額を減らす、具体的な金融引き締め策も同時に決めた。0.25%の政策金利はリーマン・ショック直後の平成20年(2008年)12月の0.3%前後以来、約15年7カ月ぶりの水準となる。
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未利用資源活用ものづくりシステム構築事業 NEDOに採択
王子ホールディングス(本社:東京都中央区)、バッカス・バイオイノベーション(本社:神戸市)、日揮ホールディングス(本社:横浜市)、ENEOSマテリアル(本社:東京都港区)、大阪ガス(本社:大阪市中央区)、東レ(本社:東京都中央区)の6社は7月29日、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募した「バイオものづくり革命推進事業」に対し、「木質等のみ利用資源を活用したバイオものづくりエコシステム構築事業」を共同提案し、実施予定先として採択されたと発表した。
製紙工場が持つインフラを有効活用することで木質等のみ利用資源の安定供給を実現し、さらに統合型バイオファウンドリ(R)事業者や製品の製造を担う事業者がコンソーシアムとして連携・実証を粉うことで、世界に先駆けて未利用資源によるバイオものづくりエコシステムを構築していく。このプロジェクトの事業期間は2024年度から2031年度を予定。