ミャンマーの軍事政権は7月31日、2021年2月の軍事クーデター以来出していた非常事態宣言をおよそ4年半ぶりに解除すると発表した。今後、国軍は12月にも民主派を排除して総選挙を行い、形式的な”民政移管”を主張して、権力維持を図るとみられる。
ミャンマー国内では、現在も民主派や少数民族武装勢力との戦闘が続いており、非常事態宣言解除しても情勢に大きな変化はない見通し。
同国の憲法が定める非常事態宣言の期間は原則1年で、6カ月の延長を2回まで認めている。ところが、この軍事政権は”なし崩し”的に7回も延長し、「解除後6カ月以内」に実施する義務がある総選挙を大幅に遅らせ、今日に至っている。
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ふるさと納税 昨年度寄付総額1兆2,728億円で過去最高
総務省によると、ふるさと納税で昨年度、全国の自治体に寄付された総額は1兆2,728億円で初めて1兆円を超えた前の年度から1,553億円増え、過去最高を更新した。また、昨年1年間にふるさと納税を利用して今年度の住民税の控除を受けるのは1,079万7,000人で、前の年度より78万3,000人増え、これまでで最も多くなった。
寄付を集めた額が最も多かった自治体は兵庫県宝塚市で256億6,800万円、この中には市立病院に対する市民からの寄付およそ254億円が含まれている。次いで北海道白糠町が211億6,500万円、大阪府泉佐野市が181億5,200万円、宮崎県都城市が176億9,200万円、北海道別海町が173億5,000万円などと続いている。
一方、ふるさと納税により今年度の住民税の税収が減少する自治体は多い順に、横浜市が343億3,800万円、名古屋市が198億3,600万円、大阪市が192億2,600万円、川崎市が154億100万円などと続いており、これらの自治体はいずれも前年度から減収額が拡大している。