立川志の輔さん、マレーシア・KLで落語の魅力発信

立川志の輔さん、マレーシア・KLで落語の魅力発信

落語家の立川志の輔さんが6月25日、マレーシア・クアラルンプール(KL)で落語の公演を行った。約500人が集まった会場は満席となり、軽妙な志の輔さんの語り口に明かるい笑い声が湧き起こっていた。
これに先立ち24日に、志の輔さんはKL日本人学校も訪れ、子供たちと保護者、教員の約620人を前に、落語の魅力を伝える講演会を行った。
今回の公演は、今年でマレーシア進出50周年を迎えた富士ゼロックスが記念行事として、協賛企業と実行委員会を組織して開催した。
志の輔さんはこれまでにもタイ、フィリピン、ミャンマー、ベトナムなどASEAN(東南アジア諸国連合)各地で公演しているが、マレーシアは初めて。NNAが報じた。

イオン 6/11にカンボジアで森林再生へ第2回植樹

イオン 6/11にカンボジアで森林再生へ第2回植樹

公益財団法人イオン環境財団は6月11日、カンボジアで第2回「カンボジア プノンペン植樹」を実施する。今回植樹を実施するプノンタマウ野生生物保護センターは、首都プノンペンから約45㌔南方に位置するカンボジア最大級の野生生物保護区。現在絶滅の危機にある生物を含む98種約1,200以上の動物が保護されている。
イオン環境財団は、同センター内の森林再生と生物多様性の保全に取り組むため、2015年より3カ年計画で植樹をスタートした。初年度は日本とカンボジアのボランティア730人とともに地域に自生する苗木7,000本の木を植えた。今回は650人のボランティアと7,000本を植え、3年間で計2万1,000本を植樹する計画だ。
11日の植樹会にはカンボジアのソク・アン副首相、農林水産、環境の両閣僚ら政府関係者、日本から同財団の岡田卓也理事長らが出席する予定。

ジェトロ バングラデシュ商工会議所と協力覚書

ジェトロ バングラデシュ商工会議所と協力覚書

日本貿易振興機構(ジェトロ)とバングラデシュ商工会議所(FBCCI)は5月29日、東京都内で貿易・投資・技術移転などに関する協力覚書を交わした。主要7カ国(G7)サミットの拡大会合で来日したハシナ首相が署名に立ち会ったほか、日本の大手商社やメーカーの代表らも見守った。
貿易・投資促進には、東アジア地域包括的経済連携協定(RCEP)や環太平洋連携協定(TPP)にバングラデシュが参画した場合のメリットなどを政策立案者と話し合う機会も設ける。

安倍首相 ラオス首相と南シナ海問題などで会談

安倍首相 ラオス首相と南シナ海問題などで会談

安倍晋三5月28日、名古屋市内で、今年のASEAN(東南アジア諸国連合)議長国、ラオスのトンルン首相と会談し、南シナ海問題などで意見を交わした。
安倍首相は「日本とラオスの関係を飛躍的に発展させたい」と述べ、ASEAN関連首脳会議の際に公式訪問する考えを示した。南シナ海情勢については、中国の行動に対する深刻な懸念を伝え、関連会議で取りまとめる議長声明に盛り込むことを求めたとみられる。

ジャパンハート カンボジアに新病院AAMCオープン

ジャパンハート カンボジアに新病院AAMCオープン

カンボジアにこのほど、国際医療ボランティア団体、ジャパンハート(特定非営利活動法人、東京都台東区)の新病院、Asia Alliance Medical Center(AAMC、ジャパンハート医療センター)がオープンした。
AAMCの施設建設は3つのフェーズで計画されており、フェーズ1は2015年9月に建設工事を開始し、2016年5月に開業。フェーズ2では主に周産期科を中心として施設機能を拡充する。2016年度に建設工事を開始する予定。
ジャパンハートの医療活動がアジアの国々を国境を越えてつないでいく-としている。

熊谷組 ミャンマーで学校建設 社会貢献プロジェクト

熊谷組 ミャンマーで学校建設 社会貢献プロジェクト

熊谷組は海外での社会貢献活動の一環として、認定特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン(東京都渋谷区)と協働し、ミャンマーで小中学校の校舎建設に取り組むKUMAGAI STAR PROJECTを推進している。
同プロジェクトの第1号となったティライン小中学校は、ミャンマーの最大都市ヤンゴンから北へおよそ240㌔㍍離れたバゴー地方域タウングー市にある。現在、校舎建築は順調に進んでおり、5月末に完成する予定。

岸田外相 ベトナム首相を表敬 経済支援など確認

岸田外相 ベトナム首相を表敬 経済支援など確認

岸田文雄外相は5月5日、ベトナムのグエン・スアン・フック首相を表敬訪問した。フック首相からG7伊勢志摩サミットアウトリーチ会合への出席のため訪日し、安倍首相とお会いすることを楽しみにしている-旨の発言があり、熊本地震の被災者に対する見舞いの言葉が改めて述べられた。
経済協力では、今後とも質の高いインフラ整備、人材育成、人的交流等において支援要請があり、岸田氏はODAを通じてベトナムの経済発展を支援していく。とくに現在ベトナムで発生している干ばつ・塩害対策について具体的な支援を検討したい旨、伝えた。

岸田外相 スー・チー氏と会談 全面支援を表明

岸田外相 スー・チー氏と会談 全面支援を表明

岸田文雄外相は5月3日、ミャンマーの首都ネピドーでアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と会談した。同国の民主化運動を率いてきたスー・チー氏が党首を務める国民民主連盟(NLD)による政権が3月に発足して以来、日本の閣僚が会談するのは初めて。
会談で岸田氏は「日本はミャンマー新政権に官民挙げて協力していく」と表明。新政権が重視する雇用創出や保健、教育、農業、インフラ、財政・金融などの分野で全面的に支援する方針を伝えた。
スー・チー氏は「常に日本国民が善意を持って後押ししていただいていることに感謝したい」と述べ、ミャンマー民主化へのこれまでの支援に謝意を表した。また、雇用創出や農業分野での日本の支援に期待を示した。
このほか、岸田氏は早期の訪日を招請し、スー・チー氏は「次回は日本でお会いしましょう」と応じた。

人的交流拡大へ訪日中国人のビザ緩和 岸田外相表明

人的交流拡大へ訪日中国人のビザ緩和 岸田外相表明

北京時事によると、岸田文雄外相は4月30日、中国の王毅外相との会談で、日中両国間の人的交流を一層拡大させるため、日本を訪れる中国人に発給するビザ(査証)の緩和を決定したと伝えた。王氏はこれを歓迎した。
今回の見直しでは、商用目的の渡航者や文化人らを対象にした数次ビザの有効期間を、従来の「最長5年」から「最長10年」に延長。また、中国教育部直属の大学75校の学生・大学院生らに対し、一次ビザの申請手続きを簡素化する。日本政府は早期の運用開始に向け準備を急ぐ。

パナソニック ソーラーランタン寄贈 累計5万台突破

パナソニック  ソーラーランタン寄贈 累計5万台突破

パナソニックが展開する「ソーラーランタン10万台プロジェクト」が3月10日、累計寄贈台数5万台を突破し、目標数値の中間点を超えた。
このプロジェクトはパナソニックが、太陽光を使って発電する小型照明器具(ソーラーランタン)を新興国・途上国の無電化地域に暮らす人々に寄贈する企業市民活動(社会貢献活動)の取り組み。2013年2月、ミャンマーへの3000台の寄贈をスタートに、2016年3月22日現在、寄贈先は東南アジアや南アジア、サブサハラ・アフリカで活動するNPO/NGOや国際機関など16カ国・80団体に上っている。
3月中旬にはカンボジアに2400台、バングラデシュに760台を寄贈。3月末に向けてインドネシア、インド、コンゴへの寄贈も予定されており、3月末時点で累計寄贈台数は6万台を超える見込み。