インドネシア10月インフレ率4.83% 2カ月連続加速
インドネシア中央統計局が11月3日に発表した消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で4.83%上昇した。食材や一般家庭で煮炊きに使われる液化石油ガス(LPG)などの価格上昇が響き、インフレは2カ月連続で加速した。前年同月比のインフレ率は全7品目のうち、4品目が前月から加速。住宅・水道・電気・ガス・燃料は0.8ポイント、食材は0.6ポイントそれぞれ上昇して全体を押し上げた。 都市別では全82都市のうち、74都市で前月比インフレとなった。上昇率が最大となったのはマルク州トゥアルの2.18%、最小だったのは西スラウェシ州マムジュだった。地元メディアなどが報じた。