江洋ラヂエーター ミャンマー・ティラワSEZ起工第1号
自動車部品製造の江洋ラヂエーター(名古屋市)は11月9日、ミャンマー最大都市ヤンゴン近郊のティラワ経済特区(SEZ)で、工場の起工式を執り行った。ティラワSEZでの起工第1号となった。自動車の交換部品向けのラヂエーターを生産する。
2015年8月までに竣工、10~11月中に操業開始し、12月末までに初出荷する予定。初年度は12万台(月間1万台)の生産を見込む。工場の敷地面積は3万2800平方㍍、建屋面積は5000平方㍍。建屋は需要増に呼応して5年内に2万平方㍍まで拡張する計画。ミャンマーで生産するラヂエーターは全量を輸出する。主な輸出先は米国、日本、インドネシア、中国を予定。