イの日本主導のLNGに3メガ銀などが1300億円融資

イの日本主導のLNGに3メガ銀などが1300億円融資

三井住友銀行など3メガ銀行と国際協力銀行(JBIC)は、三菱商事が主導するインドネシアの液化天然ガス(LNG)輸出事業に総額1300億円強を融資する。2015年度から対日輸出して国内電力会社が130万㌧を調達する予定だ。海外のLNG事業としては初めて日本勢主導で開発する案件で、日本貿易保険(NEXI)とも組んで官民挙げて金融支援する。

融資するのは三菱商事が約45%出資するインドネシアの「ドンキスノロ社」で、15年度からLNG基地を稼働し、生産規模は最大で年200万㌧になる。このうち130万㌧を中部電力と九州電力が27年末まで購入する。事業規模は約3300億円で、このうち1700億円強を融資で調達する。50%をJBIC、25%分を三井住友、三菱東京UFJ、みずほの3メガ銀行が融資する。残りを韓国輸出入銀行が融資する。日本経済新聞が報じた。