リアウ諸島州バタム市の15年最低賃金10.9%高で決定
インドネシアのリアウ諸島州で2015年1月から適用される地域別最低賃金が決まった。日系企業も数多く操業するバタム市は前年比10.9%増の月額268万5305ルピア(約2万6000円)となり、新たにセクター別の賃金も設定された。バタム市のセクター別最低賃金は石油・ガス、金属、化学などの第1グループは287万3273ルピア、製薬、ゴム加工などの第2グループは271万6565ルピア、農林、畜産、繊維などの第3グループは268万9196ルピアとなった。
最も上げ幅が大きかったのはアナンバス諸島県の前年比20%増の211万8000ルピア。ビンタン県は3.9%増の237万2213ルピア。カムリン県、リンガ県いずれも14.8%増で、それぞれ216万8838ルピア、197万4000ルピアだった。ナツナ県は18.8%増の202万ルピア、タンジュンピナン市は17.4%増の195万5000ルピアとなった。NNAが報じた。