MRT建設は予定通り 4月末に落札業者公表 副知事が言明

MRT建設は予定通り 4月末に落札業者公表 副知事が言明
 ジャカルタ特別州のバスキ・チャハヤ・プルナマ(通称アホック)副知事は4月10日、都市高速鉄道(MRT)建設事業計画について、地元紙が「変更はなく、地下鉄に加え、ファトマワティ通りに高架線を建設する」と話し、従来路線を確認した。今回建設される高架線の路線は、建設反対住民が懸念しているような住環境が損なわれるようなものではないと強調している。
 ジャカルタ特別州は4月末、15兆ルピア規模の地下鉄と高架線の6区間の建設計画の落札業者を発表する。ジャカルタのMRT建設入札は地下鉄建設3区間、高架線建設3区間のほか、資材調達システムと車両の選定が2つに分かれ計8件。地下鉄区間は工期が長くなるため、他の落札業者よりも早く建設事業に取り掛かる。