横河電機 マレーシアに新工場 プラント分析システム
横河電機は12月4日、マレーシアに石油・石油化学プラント向けプロセス分析システムの新工場を完成し、稼働を始めたと発表した。東南アジア周辺で石油プラントなど大型案件の開発が活発化しており、迅速な供給体制を構築するのが狙い。投資額は非公表。新工場の稼働で同システムの売上高を2021年3月期に200億円(14年3月期は150億円)へ引き上げる計画だ。
新工場「ヨコカワ・アナリティカル・ソリューションズ」はマレー半島南部のジョホール州に立地し、敷地面積は約3800平方㍍。横河電機の営業・エンジニアリングを統括する現地子会社の100%出資子会社で、資本金は約5000万円。従業員は30人でスタートする。