ソフトバンク 配車アプリのグラブ社に297億円出資
ソフトバンクは12月4日、東南アジア6か国・17都市でタクシーの配車アプリケーションを提供するグラブタクシー(シンガポール)に約2億5000万㌦(約297億円)を出資すると発表した。ソフトバンクは12月中にグラブタクシーが実施する第三者割当増資を引き受け筆頭株主となる。出資比率は非公表。ソフトバンクにとって東南アジアのインターネット企業への過去最大の出資となる。
グラブタクシーはマレーシア、フィリピン、タイ、シンガポール、ベトナム、インドネシアのASEAN6カ国・17都市でサービスを提供。数万人のタクシー運転手がグラブタクシーのアプリを利用して配車予約を受け付けている。アプリは現在250件ダウンロードされ、月間ユーザー数は50万人。