クレジットカードの取引額は好調、発行枚数は頭打ち
インドネシア中央銀行が発表した統計によると、2013年2月のクレジットカードの取扱額は、前年同月比5%増の15兆9027億ルピアとなっている。民間銀行のキャンペーンや所得水準の向上を背景に、デビット取引が増加した。一方、2月の発行枚数は前年同月比0.2%減の1462万枚だ。中銀がクレジットカード保有に関する新規定を施行した12年初頭以来、頭打ちで発行枚数は伸びていない。
こうした中、5月にはクレジットカード大手の米系シティバンク・インドネシアが、新規発行業務を再開する。クレジットカード枚数で20%のシェアを占める同行が、どのような戦略で臨むのか大いに注目される。