IMJがIT投資会社 米社との合弁で事業展開
デジタルマーケティング事業を手掛けるアイ・エム・ジェイ(IMJ、東京都目黒区)は4月15日、インドネシアをはじめとする東南アジア市場の取り込みを狙ったベンチャーキャピタル(VC)を設立したと発表した。これに先立ち今年2月、同社と米国シリコンバレーを拠点とするフェノックス・ベンチャー・キャピタルがシンガポールで設立した「IMJ FENOX」(資本金417万1700米㌦、出資比率はIMJ74.4%・フェノックス25.6%)のジャカルタ駐在員事務所を拠点にインドネシア事業を展開する。インドネシアのITベンチャーに対し、起業前の「シード投資」や起業後初期の「シリーズAラウンド」を中心とした資金提供を展開する。1社当たり3万~50万米㌦(約294万~4900万円)をメドに、年内に5社以上に出資する計画だ。