14年の鉄鋼需要は当初の推計値から8.3%増の見込み

14年の鉄鋼需要は当初の推計値から8.3%増の見込み

インドネシア工業省によると、2014年における鉄鋼需要は1300万㌧に達し、当初の推計値である1200万㌧から8.3%増加する見込みだ。課題は現在でも40%に達している輸入依存度の高さ。国内の粗鋼の生産能力は合計で400万㌧しかない。ルピア安、労働賃金の高騰、電気料金の引き上げなどが国内鉄鋼業の成長を鈍化させている。しかし、ルピア安や誕生したばかりの新政権への期待から、鉄鋼業やニッケル、ボーキサイト精製業などへの投資は、15年にかけて増えるとみられている。ビスニス・インドネシアが報じた。