消息不明のエアアジア機墜落 残骸と遺体発見

消息不明のエアアジア機墜落  残骸と遺体発見

乗客家族の懸命な祈りも虚しく、12月28日、消息を絶ったエアアジア機は墜落していたことが分かった。エアアジア・インドネシアは現地時間12月30日、インドネシア国家捜索救助庁から、消息不明になっていたQZ8501便の機体の一部とみられる浮遊物がカリマンタン島南西の海上で発見されたとの連絡を受けたと発表した。

浮遊物が発見された現場は、レーダーで最後に確認できた位置から東へ約10㌔㍍のカリマンタン島南西部沖の地点。現場付近の水深は25~30㍍。海底にはエアアジア機と思われる大きな影が見えたという。ロイター通信はじめ、日本のメディアなども報じているが、乗客とみられる収容された遺体については、すでに40人以上とも3~6人との報道もあり、情報が錯綜している。専門家によると、同機は積乱雲を避けきれず、巻き込まれてコントロールを失い、そのまま機首から海に突っ込んだとの見方が出ている。