円安年始でアジアなどから訪日客目立つ 福袋目当ても
2014年末~15年始、首都圏で目立ったのが東南アジアを中心とした外国人観光客の姿。百貨店の初売りには昨年の3倍近くが訪れ、観光名所もにぎわった。日本ブームに加え、最近の円安が訪日の動きに拍車をかけている。1月3日午後、東京・新宿の伊勢丹新宿本店6階の外国顧客カウンターにはブランド品の紙袋を提げたアジアからの観光客が次々と訪れ、免税手続きを済ませていた。香港からきた顧客は12日間の予定で滞在中で、7年前から毎年来日しては福袋を買うという。今年は3つのデパートを回って子供服など11袋購入したと話していた。