三井物産 カンボジアで植林・天然ゴム一貫事業に参画
三井物産は1月13日、カンボジアでゴムの植林からラバーブロックの加工・輸出までの天然ゴム一貫生産事業に参入すると発表した。現地でゴム加工や精米事業を手掛けるマッキンホン・グループと首都プノンペンに調査会社「ジャパン(カンボジア)トロピカル・プランテーション・パートナーズ」を設立済みで、4月以降に事業会社化する。新会社への出資比率は三井物産49%、マッキンホン51%。カンボジア政府からコンポントム州に植林用の約1万㌶の土地使用権を取得、三井物産の出資額は数年間で20億~30億円を見込む。2017年に稼働見込みのラバーブロック工場の生産規模は約2万トン。同国内で集荷したブロックも含め、約5万㌧の輸出を手掛ける計画。