インドネシア政府 インフラ事業融資の新銀行設立

インドネシア政府  インフラ事業融資の新銀行設立

インドネシア政府はインフラ事業に融資する新銀行を設立する。国有金融機関のサラナ・マルチ・インフラストラクチャ(SMI)とプルウサハアン・インベスタシ・プムリンタ(PIP)を合併させ、2017年までに発足させる。国内銀行の融資の多くは短期に限られており、長期のインフラ事業向けに融資する金融機関の必要性が強まっている。まず15年前半に合併手続きを完了する。新銀行の母体となるSMIは、14年に港湾や道路、有料道路、水道、発電所、通信、灌漑を手掛ける各事業体に5兆5800億ルピアを融資している。