ダイニングイノベーション ジャカルタで基盤固め進む

ダイニングイノベーション ジャカルタで基盤固め進む

日本の飲食チェーン、ダイニングイノベーション(東京都港区)がインドネシアのジャカルタで飲食事業の基盤固めを進めている。1月下旬に3業態目となるデザート店「鯛パフェ」をオープンしたのに続き、3月にはデザート店としゃぶしゃぶ店の2号店をそれぞれオープンすることが決まっている。そして、今年は同社が展開する6つの全業態で10店を設置。5年後をメドに150店体制を目指す。

同社のインドネシアでの展開は、2014年5月の中央ジャカルタの商業施設「パシフィックプレース」で開店した焼き肉店「KINTAN」、しゃぶしゃぶ店「しゃぶ里」が第1弾。店舗運営は13年に設立したグループの完全子会社イノファシ・クリネール・インドネシアが担う。1月下旬にオープンしたデザート店はジャカルタ南部の商業施設「ガンダリアシティー」内に設置。店舗面積は約40平方㍍で、席数は26。たい焼きをパフェ風にしたデザートのほか、たいやき、ドリンクなどを提供している。

ダイニングイノベーションは13年設立。日本を中心に焼き鳥、ラーメン、焼き肉・串焼き、うどん、しゃぶしゃぶ、デザートの6業態の飲食店を運営。20年に国内外で1000店とする目標を掲げており、うちアジアで440店を設置する考えだ。NNAが報じた。