タイ暫定首相、榊原経団連会長と会談 経済協力で一致
2月8日来日したタイのプラユット暫定首相は9日、経団連の榊原経団連会長と会談し、タイで計画されている鉄道などのインフラ整備に向けて協力することで一致した。榊原会長は「タイには日系企業がおよそ4000社進出し、経済発展に貢献している。日本の経済界としては、タイの一層の発展のために鉄道や港湾を含めたインフラ整備に協力していきたい」と述べた。
これに対し、プラユット暫定首相は「タイは今後予定されている議会選挙を通じて政治の安定化を図ることに、理解を深めてもらいたい。鉄道建設に向けても日本からの協力を期待している」と語り、タイのインフラ整備に向けて協力することで一致した。タイはバンコクを中心とする地域に新たな鉄道やミャンマー南部に大規模な工業団地や港湾施設の建設を計画している。NHK Webが報じた。