インドネシア政府 調整池増設で水害対策強化へ
インドネシア首都圏における雨期の洪水・冠水が、企業の生産活動や物流にとって大きな問題となっている。ジャカルタの洪水は、隣接する西ジャワ州のボゴール県での降水がジャカルタに流れ込んでいることから悪化傾向にあり、ボゴールでの水害対策が急務。そこで、ボゴールのチアウィ地区および同じ西ジャカルタ州のスカブミ市において調整池が建設されることになった。面積はそれぞれ92㌶と28㌶。総工費は2兆ルピア。周辺住民による土地収用価格の引き上げで、ユドヨノ政権時代に計画が頓挫していたが、ジョコ大統領が継続する旨の指示を出した。ビスニス・インドネシアが報じた。