インドネシア 政策金利7.5%で維持 ルピア下落に配慮

インドネシア 政策金利7.5%で維持 ルピア下落に配慮

インドネシア中央銀行は3月17日開いた月例理事会会合で、政策金利を7.5%で据え置くことを決めた。懸念されていたインフレ圧力は弱まっているものの、足元でルピア下落の下落が続いていることに配慮し、金融引き締めを維持した。

同国の2月の物価上昇率は前年同月比で6.29%となり、3カ月ぶりの低水準で、原油安による石油燃料や食料値下がりなどでインフレ懸念は後退している。同中銀は2015年と16年のインフレ目標を3~5%に設定しており、目標範囲内に収まっていると判断した。