三井住友銀行がインドネシア銀行に出資 筆頭株主に
三井住友銀行は5月8日、インドネシアの年金貯蓄銀行、バンク・タブンガン・ペンシウナン・ナショナル(BTPN)の発行済み株式の40%を約1500億円で取得することで合意したと発表した。58%を保有する米投資ファンドのTPGなどから段階的に株式を買い取り、筆頭株主となる。邦銀によるアジアの銀行への投資としては過去最大規模。
同行は、世界第4位の人口と中間層の拡大により今後も継続的に高い経済成長が見込まれるインドネシアにおいて、リテール業務に強みを持つBTPNに出資することで、インドネシアを含めたアジアにおける業務の多様化を進めていく考えだ。